■パソナコンじゅく日吉教室情報誌
新年特別号　2008/01/01


新年明けましておめでとうございます。
　　本年もよろしくお願い申し上げます。


新年第1回目のVIP2の授業は「パソコンセキュリティ対策講座」となっています。
パソコン利用者にとって、セキュリティ対策は年を追うごとに重要度を増してまいりました。
保険と同じで「転ばぬ先の杖」で、何もなければ保険料が気になりますが、万が一の場合は
「掛けておいてよかった」と胸をなでおろすことになります。
そこで今この時期だからこそ役に立つ情報をご提供します。
年末年始は特にウイルスが蔓延する時期でもあります。
安心してパソコンを使うためのポイントをまとめました。

１． 年末年始には年賀状など添付ファイル付きのメールが多くなりますが、友人や知人からのメールを装ってウイルスやスパイウェアを送りつけてくる手口も多いので注意する
① 添付ファイルの取り扱いについては
1）見知らぬ相手から届いた添付ファイル付きメールは削除する
2）添付ファイルの見た目に惑わされない（当選しました！等、つい覗きたくなるもの）
3）知人からのメールでも添付ファイル付きのものは疑う（心当たりがない場合等）
4）やたらにファイルを添付しない（ワードの文書を添付するならメールの本文に書く）
２． 年末年始はメールやインターネットの利用機会が増えることで、悪質なオンライン詐欺による被害も増加します。特に、リンクを1～2回クリックしただけで登録したように見せかけ、料金を請求する「ワンクリック詐欺」「ツークリック詐欺」の被害が増加しています。
① 1）不審なWebサイトにはアクセスしない
2）Webサイトへアクセスする場合はブラウザの「お気に入り」からアクセスする
3）Webサイト上で個人情報を入力する際は、南京錠マークを確認すること
4）メールに記載のあるリンクを安易にクリックしない
5）ブラウザやOSに出てくる警告を無視しない
6）最新のセキュリティ・アップデートでの更新をこまめに行う
7）セキュリティソフトを正しく使う
３． あとひとつ自衛策として、IDやパスワードの再確認などを行い個人情報が不特定多数に公開されていないかを確認する。現在出回っている脅威に対して保護が十分であるかを確認するために、無償のチェックサービスを利用して自分のパソコンが高リスクの状況にないかを判断する。
① シマンテックの無償セキュリティチェックサービスを利用してみる。
http://www.symantec.co.jp/region/jp/securitycheck/
「お使いのコンピュータがオンライン上のセキュリティに対する脅威にさらされていないかをテストし、コンピュータをより安全にするための方法を確認します。」と表記されているので、[移動]ボタンをクリックすると、「セキュリティスキャン」と「ウイルススキャン」のメニューボタンが表示されるので、それぞれの[開始]ボタンをクリックし、エンドユーザー使用許諾契約に同意するとパソコンのチェックが始まります。
※ウイルススキャンは「ActiveX コントロールのダウンロード」を要求される場合があります。
　「このソフトウェアをインストールしますか」をOKしてください。スキャンが開始されると、パソコンの保存容量によっては、時間がかかる場合もあります。


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