■パソナコンじゅく日吉教室情報誌 Vol.130号 2008/01/23 | |||||||||||
いつもパソ友マガジンをご愛読いただきありがとうございます。 パソ友マガジン130号をお届けします。
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1.「Cocoa&Photoback講座の授業が大盛況」〜みんなPhotobackの出来に大満足! | |||||||||||
12月の3週間でVIP2ndコースで「Cocoa&Photoback活用講座」が実施されました。 インターネット上のギガストレージ(Cocoa)に画像データを蓄積し、 オンラインでアルバム(Photoback)を注文するというものです。 生徒さん各自が撮影したデジカメ画像や、古いアルバムからはがしてきた写真を スキャナでデジタル化したものまで、みなさんの思いのこもったアルバム制作講座でした。 アルバムは、表紙を含めて全部で36ページです。 講座を通して一冊のアルバム作りが、こんなにも楽しく充実した時間を与えてくれるのかと つくづく感じました。 また、この講座は@Webメールのアカウントの作成Aインターネットストレージの利用&活用法 Bオンラインアルバムの作成・注文CそれらすべてのIDやパスワードの設定 Dセキュリティ対策としてのパスワードの変更等インターネット活用講座としても有意義でした。 紙面の都合上、アルバムの中身までお見せできませんが、表紙だけでもご覧ください。 素敵な中身が見えるようですね。 なお、講座中にお休みされた方とアルバムをご持参いただけなかった方の作品は載っていません。 はじめての内容なので皆さん写真の準備があまりできず、「もっと時間があればな〜」が本音の ようですが、来期には画像の加工を含めた充実編の講座を予定しています。 「じゃ〜今から写真の準備しておかなくちゃー」ともう全開モードの方々もいらっしゃいました。 もう少し大きな画像をご覧になりたい方は、 教室のホームページ http://www.easy-pc.jp/renraku/renraku048.html でご覧ください。 | |||||||||||
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2.「CD-RやDVD-Rは本当に100年持つの?」〜寿命を測る試験法が確立しました | |||||||||||
今年1月15日に、光ディスクの推進団体CDs21ソリューションズから、CD-RやDVD-Rなど光ディスク寿命推定試験法が「ISO/IEC 10995」として承認されたとの発表がありました。 ISO(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)の承認を受けたことにより、この測定法が製造メーカーなどに浸透し、統一基準で測定された光メディアを購入できれば、ユーザーは品質や寿命で戸惑わずにすむことになりそうです。 評価試験をクリアーした製品には品質の高さを示すロゴを添付するといった動きも考えられます。 “100年持つ”ことを信じて生徒さんも行っているように、パソコンのハードディスクに入っている大切な写真データなどをCD-Rにコピーした場合の光メディアの寿命は気になります。当然パソコンの中からデータは削除してしまっています。「永遠にもつはずと書き込んだ思い出」が数年で消える事態だけは・・・ はたして、メーカーの光ディスクは実際のところどのくらい持つものなのでしょうか? 光ディスクは記録膜の化学変化によって読み取り信号の劣化が起きるとさています。ただ、製品によっては100年程度の耐久性を持っているため、加速試験という試験法で寿命を推定しますが、同団体の測定法では、温度だけでなく、湿度による変化も考慮したうえで、寿命を算出するのでより実態に即した年数を算出できるのです。 CDs21ソリューションズではありませんが、財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAj)が2006年3月に発表した寿命測定の研究報告では、温度25℃での推定寿命はDVD-Rが15〜178年でDVDRWが45〜4万9000年。温度30℃だともう少し短くなり、DVD-Rが9〜74年、DVD-RWが27〜1万1000年、DVD-RAMが134〜250年だそうです(25℃のDVD-RAMはデータなし)。湿度はいずれも80%を想定。日本の夏の最も蒸し暑いころと同じ環境下を想定しています。 このとてつもないバラツキはどういうことなんでしょう?粗悪品とメーカーの自信作との違いなのでしょうか? DVDメディアで見てみると製造は大きく8工程で進められます。(1)マスタリング、(2)ディスク成形、(3)色素塗布、(4)成膜、(5)貼り合わせ、(6)プリライト、(7)印刷、(8)梱包――の順です。 大きく8工程で進みます。一つひとつの工程の精度を高めるのはもちろん、量産の過程で品質が保たれているかチェックする体制作りも欠かせません。あまりに安い粗悪品の場合、金型のスタンパー自体がすり減っていて、基板がゆがんでいる危険がもあります。 DVDメディアの品質は、製造した工場の品質管理のレベルで決まります。国内メーカーは自社工場で製造するほかに、海外メーカーに製造委託(ODM)を行ったり、海外メーカーが製造した製品を調達する場合(OEM)もあります。一般的にはOEMよりもODMのの方がいいといわれています。 ほかにもいろんな要素が製品の優劣を支配していて、一口に寿命を語るのは難しそうです。 とにかく、品質の高さを示すロゴがある製品を買うことで安心を手に入れられそうなことは確かです。 長くなりましたが最後に、光ディスクの扱い方を記しますので参考になさってください。 @メディアの変形に注意が必要。メディアに変形や重心のブレがある場合、ドライブ内で高速回転する際に振動して、うまく読み取れなくなってしまう。 A極端に重い物を乗せたまま放置するといった保管方法は避ける。 Bラベル面にシールを貼るのも長期保存ではタブー。回転時の重量バランスが崩れる危険があるほか、シールの粘着材によってメディアが反るなどの変形が起きる恐れもあります。ラベル面には油性ペンで記入するか、直接印刷がよいようです。 いままでシールを貼ってきたのに、油性ペンなんて・・・(*_*; これからは直接印刷でいこう〜と。 | |||||||||||
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3.「バレンタインデーがらみのウイルスメールにご注意!」〜甘い言葉にご注意! | |||||||||||
セキュリティーソフト各社は、ウイルスをインストールさせるWebサイトに誘導する悪質なメールが出回っているとして注意を呼びかけています。メールの内容は、バレンタインデー関連のプログラム(ファイル)に見せかけて、ウイルスをインストールさせようとするものです。 今回の悪質メールを送信しているのは、2007年1月以降、大きな被害をもたらしている「Storm Worm(ストームワーム)」ウイルスというもので、「Peacomm(ピーコム)」や「Zhelatin(ゼラチン)」などとも呼ばれています。 例えば、いままでもその時々に合ったグリーティングカード(クリスマスカードや年賀状など)にウイルスを見せかける手口がたびたび確認されています。 今回出現したのは、2月14日のバレンタインデーにちなんだメールとウイルスサイト。メールの件名はさまざまですが、いずれもバレンタインデーを連想させるものとなっています。 日吉教室に送られたメールの件名の中に「I Dream of you」がありました。下記の一覧にもありますね。特に外国とメール交換をされている方は、厳重にご注意願います。 《件目一覧》
メールの本文には、「Magic Power Of Love」「Memories of You」「You're my Dream」といった一文と、URL(IPアドレス)が記載されています。このURLがウイルスサイトのアドレスです。アクセスすると、ハートマークが書かれたWebページが表示されます。 ここで、Webページ中のリンクやハートマークをクリックすると、「with_love.exe」といったファイルがダウンロードされそうになります。これがウイルス(ストームワーム)の実体です。 これをダウンロードして実行してしまうとウイルスに感染します。感染すると攻撃者にパソコンを乗っ取られ、知らないうちに悪用されてしまいます。例えば、今回のようなウイルスサイトへ誘導するメールの送信者にされたり、ウイルスサイトを構築され、貴方のパソコンがウイルス発信基地にされたりするので十分注意してください。 触らぬ神にたたりなし、見つけたら即刻削除してください。なお、Windows Vistaの場合は自動的に「フィッシングメール」扱いとなり迷惑メールフォルダーに分類されるようです。 | |||||||||||
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