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■日吉パソコン教室情報誌Vol.193 2010/06/23 号をお届けします。

2010.6.23 Wed


みなさん、スポーツメーカーにアシックスをご存知ですか?
その昔はオニツカタイガーのバッシュー(バスケットシューズ)といえば、少年の憧れでした。
私も中学時代は月星からタイガーにグレードアップした時は、ジャンプさえ軽やかになったようで、とてもうれしかったのを覚えています。

そのアシックスが、一貫して足と靴の研究開発にまい進してきたのだなと思う記事があったのでご紹介します。
アシックスのウォーキングシューズに「WALLAGE」(ワラッジ)というブランドがあります。ネーミングがいいですね。ワラジをはいたように、軽く、足にフィットするイメージからついたネーミングです。
そのワラッジからハイヒールが昨年発売されました。歩きにくい履物のトップにランクされるであろうハイヒールをウォーキングシューズブランドから出すのですから、大変な努力が必要だったことは当然でしょう。

女性がハイヒールを履くのはかかとを高くし、足を美しく見せることにあるのですが、つま先に過度の荷重がかかり、外反母趾の原因や腰の痛み、頭痛などを引き起こします。
アシックスのライフスタイルウォーキングチームの藤田美津子さんは、「出張で利用した新幹線の車中でキャリアウーマン風の女性がヒールを脱ぎ、足を投げ出してぐったりしている姿が目に焼きついて離れなかった」そうです。アシックスが、「WALLAGE(ワラッジ)」の販売を始めたのは昭和61年。当初、50代の女性をターゲットに「街歩きにも使える」ローヒールとして売り出されました。

「無理なく履きこなせるヒールはないものか」。藤田さんは百貨店前のベンチに座り、女性の足元を観察し始め、気になる靴があると、写真も撮りました。、ヒールの売れ筋は高さ6センチ以上。スポーツシューズを得意とするアシックスには“未知の領域”でした。社内からは「ヒールが6センチを超えると歩く際のバランスが悪くなる」との意見も出され、本格展開は暗礁に・・・

平成19年、このハードルを乗り越えるための取り組みがスタートします。ターゲットは30~40代。
通常のシューズはかかとで着地してつま先でけり出しますが、ハイヒールの場合、かかとへの衝撃が大きく、それを避けようとつま先から着地してしまう。このため、足先に加重がかかり、外反拇趾(ぼし)などの原因につながるのです。 商品化を目指すには、ヒールの衝撃緩和を図るしかない。
着目したのはヒールの素材です。通常のヒールは表面の固い樹脂でできており、衝撃がそのまま足に伝わります。
開発チームは先端部に滑りにくくて固い樹脂を採用することで摩耗を防止できないか、と思いついた。そして、2層目に安定性の高い樹脂、3層目に柔らかくてクッション性のある樹脂を組み込んだ。ヒールの高さは目標の6センチを上回り、7センチまで可能にした。 「初めて履いたのに、まるで履き慣れた靴のよう」「走れるかもしれない」。21年3月の発売後、アシックスにはこうした女性客の声が寄せられました。口コミで評判が広がり、取扱店も1.4倍になったそうです。

構想から20年で足にやさしいハイヒールが出来上がったのです。足を研究し尽くして出された成果なのですね。だが、翻って、私たちが日ごろ手で使う「マウス」や「キーボード」には、まだこのような画期的なものはありません。手首を固定に近い状態で長時間使うこれらの周辺機器は大いに改良の余地がありそうです。手や腕のメカニズムをもっと研究して理想的なものが出てきてくれることを望みます。



1.「iPd 対 iPhone どうちがうの?」~矢継ぎ早の登場、情報端末を中高年目線で分析

“アップルが上場来高値更新、iPad効果とiPhone4期待”というニュースが、ながれるほど絶好調のアップル社です。
前回のメルマガでiPadのことを紹介させていただいた結果、iPadに対する生徒さんの関心が高いことがわかりました。そんな矢先、iPhoneの後継機種iPhone 4 が発売されることになり、「先生、iPadとiPhone 4 はどこがどう違うの?」という質問が出始めました。今回も手元に現物がない状態ですが、それぞれの違いを調べてみることにしました。皆さんの参考になればいいのですが、結論から申し上げると、「iPadは中高年向き」で「iPhone 4 は若者向き」だと言えます。

実際の画面の大きさが比較できるサイトをご紹介します。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/stapa/20100531_371132.html
いかがですか?臨場感があるでしょう。新聞記事はもっと拡大できるし、芥川龍之介の羅生門の1ページ分の文字の大きいこと。地図もしかり、iPhoneでは表示できない範囲まで一度に見ることができますね。

次は動画です。動画といっても前回が広島弁だから今回は何弁かな?
ではなく、表示時間の違いを見せているようですが、あまり違いはありません。ただ入力のしやすさは画面の大きいiPadに軍配が上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=qMsu3Z-26No
再び、いかがでしたか?2台を同時に操作している人が器用だな~などというのが感想でしょうか。画面の大きさの違いをお分かりいただけましたか。

どうも、小さいものには目の霞む世代としては最初から軍配はiPadに挙げているような気もしないではないのですが、まだ発売前のiPhone 4 は資料が少ないので比較が難しいです。次にご紹介するのは、iPadを買う前にチェックしておく事柄が詳しくレポートされているのでご覧ください。
http://ascii.jp/elem/000/000/523/523801/

iPhone 4 のことが知りたい方、次をご覧ください。ここに書かれている「iOS4」という新OSがそのうちiPadに搭載されるうわさもあります。そうすると、現在iPadがシングルタスク(一つのことしかできない)なのに対し、マルチタスク(同時に二つ以上のことができる)が可能になります。iPhone 4 はその先取りなのです。ということは・・・今iPadを買わずにしばらく待ったほうが、音楽を聴きながら読書ができるのかな?

分析と言いながら、使い勝手の部分がないので中途半端なものになってしまいましたが、反対にみなさんに質問します。

「教室での授業にテキストがなくなって、iPadでページをめくるスタイルになるとしたらどうでしょうか?」

[利点]
①家に古いテキストが山積みにならない。
②キーワード検索ができるので調べたい項目にすぐたどり着く。
③拡大表示ができるので、細かいところが確認しやすい。
④テキスト購入に変わり、データ購入となるのでテキスト代が安くなる。

いかがでしょうか?私なりにiPadをパソコン教室で利用する方法を考えました。iPadはこのような使い方も可能となるのです。ただし、テキスト用のデータがそろっての話です。実現可能かどうか著作権などともからめ検証が必要でしょう。本メルマガを読まれた皆さんのご意見をお聞かせください。



2.「インクカートリッジ回収BOXを置きました」~リサイクルで地球環境保全に貢献
このたび、教室ではご家庭で使用済みとなったインクカートリッジの回収BOXを設置しました。回収カートリッジは地球環境保全のためのリユース/リサイクルが施されエコリカインクとして、再び販売されます。
エコリカは、回収されたカートリッジ1個につき1円を、世界最大の民間自然保護団体WWFへ寄付しています。教室では少しでも貢献ができるのならと回収BOXの申し込みをしました。ぜひ、皆様のご家庭で使用済みのインクカートリッジが出たら、ご面倒でも教室の回収BOXにお入れください。


全メーカーの全種類の
インクジェットカートリッジ
が対象です


すでに集まった各社の
使用済みインクカートリッジ
数がまとまったら、
回収を依頼します

詳しくは、http://www.ecorica.jp/shop/collect_box.html をご覧ください。

[お願い]
インクがまだ残っているインクカートリッジは、ご面倒でもジップロック等にお入れください。また、プリンタの買い替え等で余ったインクは、教室にお持ちいただければ適合機種をお持ちの生徒さんにお使いいただけます。資源を有効活用しましょう。