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■日吉パソコン教室情報誌Vol.194 2010/07/07 号をお届けします。
2010.7.7 Wed 今日は七夕です。七夕は1年に一度ですが、ワールドカップは4年に一度です。今大会は岡田ジャパンに熱狂しましたが、ワールドカップはまだ終わっていません。決勝戦は、日本時間7月11日(日)の午前3時半からのキックオフで決まります。優勝国は今の勢いから行くとドイツになるのでしょうか?話は戻って、岡田ジャパンの快進撃に衝撃の秘密があったという記事を読みました。 「世界を驚かせた」大きな要因となったのが、岡田監督が大会直前に採用した大胆な守備的布陣への戦術変更でした。いままでチームの主軸であった中村俊輔やGKの楢崎をはずしてでも阿部、松井、川島などを起用し、守備的布陣を敷いたことに、「賭けが成功した」「付け焼刃だ」とみられましたが、実はこれには岡田監督の信念に基づくものがあったようです。 岡田監督は「走り勝つサッカーを目指し、準備し、奇跡を起こしたのだ」と語る人がいます。岡田監督が学ぶ経営塾「天下塾」を主宰する天外伺朗(てんげしろう)氏がそう分析しています。W杯4強入りを目標に掲げた岡田監督は、ドーハの悲劇以来日本チームに不足していたスタミナ切れを克服するために「走り切るサッカー」を目指し、「遅筋」を鍛えることに重点を置いたのです。瞬発力重視の「速筋」よりも「遅筋トレーニングメニュー」を実践するように選手たちに指示を出していたそうです。カメルーンとの試合は1500メートルの高地、世界ランク下位の日本が勝つには「下手なりの戦い方が重要」と考え走り勝つサッカーを目指しました。 その成果はカメルーン戦で、クッキリ表れました。データによると日本代表の試合中に走った総距離は、カメルーンの7%増。岡田ジャパンは、ほぼ1人多い12人で戦えたことになります。 代表メンバー23人を決める際には、トレーニングメニューをこなしたかどうかを選考の基準しました。W杯本番でも、中村俊ら体調が万全でなく、走りきれない選手は徹底して起用しませんでした。 岡田監督は、1次リーグ突破を決めたデンマーク戦前の会見で、「日本が世界に誇れるポイントは?」という質問に、こう答えています。 「1+1が3になるといいますか、100メートルではダメでも400メートルリレーでは勝てるチームかな…」 選手たちが口をそろえる「チームの団結力」と、岡田監督が掲げた「走り勝つサッカー」。これによって、サムライたちが、世界の舞台で光り輝いたのです。 岡田監督の去就が気になりますが、選手たちが世界の舞台でより輝くことを日本から応援しましょう。
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