いつもパソ友マガジンをご愛読いただきありがとうございます。

■日吉パソコン教室情報誌Vol. 201  2010/10/13 号をお届けします。

2010.10.13 Wed


やっと秋らしくなってきましたが、暑い日はたまりませんね。33度だ4度だと言っていたころと比べれば贅沢ですがね。

さて、秋の夜長と言いますが、エアコンをかける心配もなく読書をしていると、いつの間にか居眠りしています。それぐらい読書にうってつけの季節になったのです。
最近は、読書といっても紙ベースの本や雑誌ではなく、iPadやiPhoneなどの情報端末でも読書ができるようになりました。しかしながらいくら情報端末でも、目で活字を追わなければならないのは一緒です。「読まなくったて、読み上げ機能があるから耳で聞けばいいいいじゃない」とおっしゃる方もいるでしょうが、機械的な声で朗読されても、文脈から漂う情感はイマイチですね。

そこでお勧めなのは、Podcast(ポッドキャスト)です。Podcastとは、iPodとブロードキャストを合わせた造語です。ラジオ番組や、朗読、落語などを無料配信してくれ(有料もあり)、それをiTunes(アップルのメディアプレーヤー)などで受信し、パソコンや携帯プレーヤーで聴くことのできるサービスです。
放送局や出版社、民間の企業、個人など無数に配信しているので、気に入ったものがあれば聴取や定期聴取をしてみるのもいいかもしれません。私は、TBSが流しているクラッシック音楽専門チャンネルのOTTAVA(オッターバ)を聴取しています。

本編では秋の夜長に聴く「名作朗読」のPodcastの利用の仕方を紹介します。

■学期末休暇のお知らせ■
レギュラーとフリーオプションを除くコースは、
10月17日から10月30日まで学期末休暇になります。休暇中はテキストの取り寄せやマシンの調整、レギュラーとフリーオプションの授業のため教室に出ております。質問等のお電話には対応いたしますので、遠慮なくお電話ください。ただし、転送電話等で教室外にいるとき等対応できないときは、改めてご連絡いたします。


1.「第12回デジカメ作品コンテストの作品募集」~締切期限を延長しました!


まだ作品の集まりが悪いため、前号でお知らせした締め切り期限を延長しました。
今までの受賞者の半数以上が、「ダメ元」とあきらめていた方々です。とにかく、応募しないとそれもかないません。
夏から秋にかけて撮影された画像またはカード作品でご応募願います。

応募作 写真部門 1作品   撮影データをそのまま未加工のままご提出ください
カード部門 1作品 ジャストホームやラベルマイティ、Photoshop Elements
で加工したもの
(例)季節のあいさつ、誕生カード、御礼状等々
提出方法 在校生:両作品とも、教室でデータを各自のフォルダーに保存していただきます
卒業生:データをご持参いただくか、メール添付でお送りください
募集期限 2010年9月29日(水)~10月16日(土) 期限は厳守願います
投票方法
  • 応募を締め切り次第、掲示をホームページ上で開始します。
  • 投票用紙に写真部門およびカード部門とも1人3作品まで無記名投票とします。
  • 全員の投票が終わったら速やかに集計し、発表を行います


2.「生徒さんのワクワク体験作品のご紹介です」~またまた素敵な作品がそろいました!


またまた作品紹介のコーナーがやってきました。今回はVIP2ndコースとレギュラーコースの2週間分の作品が集合しました。

VIP2ndは、「御礼封筒」と「CDケース」をワードを使って展開図を描き、ワードアートやクリップアートを駆使して作成しました。「御礼封筒」は平安貴族の着物を模して格調高く出来上がりました。和紙を使って印刷したので、その出来栄えにみなさん大満足でした。
また、CDケースはいつもと違うワードアートの持ち味を体験することができました。みなさん、CDだけでなく「ハンカチを贈るときにちょうどいいヮ~」と使い道にも話が弾んでいました。

レギュラーコースは、ジャストホームでオリジナル名刺を作りました。各々メールアドレスを入れ、さっそく名刺交換をしていました。(*_*;

A4サイズで作る御礼封筒 

A4を目いっぱい使うとちょうどいいサイズになります

写真が小さいので分かりづらいですが、和風柄の表地の下には
季節の色使いの二色裏地の袷仕立ての着物を模しています

男性も一生懸命になる色遣いに妙
作っていて本当に楽しい!

それぞれに好きな色遣いやイラストでで個性を発揮

展開図に沿って、裁断し、きれいに折って・・・
もう、立ち上がって作りましょ!

このところ毎週工作してます
でも、こういうのって一番楽しいわ!


レギュラーはオリジナル名刺作り
いいのが出来ました!
じゃぁこれから名刺交換ヨ


画面で見ていると大きな字でも
名刺になると小さいのネ
もっと字大きくしなきゃ


名刺専用用紙って簡単に
折れるのでいいわね


展開図で作るCDケース
展開図の枠線の色が薄くて見づらいわね
でも間違わないように、しっかり切らなくちゃ

小さくて見えないかも知れませんが
自分のローマ字名を図案化してます

工作用具は人数分完備してます
カッターやハサミを駆使してます

拡大してお見せできないのが残念です
デザインになっているワードアートの繊細なグラデーションが抜群です

敵情視察をしながら作ってま~す

一人だけ離れ小島だけど
集中して作ってま~す

  作成途中のワード画面です
5つの色違いを作ってから
コピーをして大きさを変えて
結構大変な作業の繰り返しヨ
 

   
楕円になっているのは失敗?
いえこれはデザインですのでっ!
 
 


今週は各コースともリクエスト講座や復習を行っています。これもみなさん一生懸命で、反復して学習することの大切さを実感されるようです。来期はどんなものを作るのか楽しみですね。

3.「秋の夜長に朗読を聴くのはいかが?」~Podcastなら無料で名作が聴けます


冒頭でご案内したPodcastの利用法を定期聴取ではなく、単発の「聴取」に限ってご説明します。なぜならば、ここでは「秋の夜長に聴く、名作の朗読」に焦点を絞ってご説明したいからです。定期購読の仕方については、機会を改めてご説明します。
また、ポッドキャストのサイトは数多くありますが、今回は「ポッドキャスティング・ジュース」というサイトを使ってご説明します。

朗読をダウンロードする手順 


ポッドキャスティング・ジュース」のサイトをインターネットで表示する

②トップ画面を下にスクロールし、カテゴリーから「朗読」をクリックする

③「ふぁんた時間」をクリックする。(←おすすめ)

④配信ファイル一覧画面で聴取したい朗読までスクロールし、聴くだけならば
 下図の三角ボタンをクリックするだけで聞くことができます。タイトルの中には、
 再生できないものもありますが、BGMや効果音もあり、臨場感があります。

⑤ダウンロードしてパソコンに保存するには、「ダウンロードボタン」を右クリック
 し、「対象をファイルに保存」をクリックする。

⑥保存先は、7とVistaは「ミュージック」、XPは「マイミュージック」にする

⑦MIcrosoft Media Playerを開くとライブラリに登録されているので、いつでも
 聴くことができる

⑧これらの朗読をCDに焼く場合を説明します。
 CDに入れたいタイトルをコントロールキーを押しながらクリックする

⑨選択したタイトルを右端の「書き込みリスト」へドラッグ&ドロップする

➉書き込みタブで「オーディオCD(A)」を選んでおく
 

⑪空のCDを挿入すると、「自動再生」が現れるので、「閉じる」をクリック
 CDへの書き込みは残量がいっぱいあっても1回限りなので、残りの表示を
 見ながら有効に朗読のタイトルを追加してください
 

⑫CD1枚の残量がゼロに近くなったら下部の「書き込みの開始」をクリック
 書き込みが完了したらCDがパソコン本体から出てきます
 


iPodやウォークマンなどの携帯プレーヤーへのデータ転送は、➉図にある「同期」をクリックして行います。携帯プレーヤーに入れておけば、自宅以外の場所でも聴くことができます。
そして、Podcastを活用すれば、あらゆるジャンルのテーマを読むのではなく聴くことができるのです。語学学習などに利用する人は多くいます。ラジオだと聴き逃すこともありますが、Podcastにはそれがありません。
目を疲れさせずに時間の有効活用ができれば、こんないいことはありません。パソコンを有効活用する一手段でもあります。