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■日吉パソコン教室情報誌Vol. 213 2011/03/30 号をお届けします。

2011.3.30 Wed


東日本大震災から20日、かつて日本を襲ったどんな大地震より強烈で回復に困難が伴う広域の大災害です。地震が起きるたびに原子力発電所の耐震性が話題になり、想定限度を超えるマグニチュードに耐える安全性が強調されてきました。しかし、今回は耐震性だけでなく大津波とのダブルパンチに見舞われたのです。
気が遠くなりますが、私たちまでが生活をストップしてはいけません。前へ進むしかないのです。

こんな時には心が温まるいい話を聞きたいですね。以前ご紹介した、radikoというインターネットラジオで、首都圏だけでなく関西と中京のラジオ局が聴けるようになりました。日曜日に大阪のABCラジオの桜井一枝さんの「日曜さくらい倶楽部」という番組を聴いていたらパーソナリティの桜井さんが64歳であることから懐メロがガンガンかかるので調子にのってパソコンワークがはかどりました。
番組の中で、リクエストカードが読まれるのですが、遠く離れて住んでいる関西の人々が震災にあわれた方々を、そして、水道水が放射線基準値をオーバーした関東の乳児のことを自分たちのことのように心配している声が聞け、感激しました。局の留守電に被災地へのメッセージを吹き込むサービスも紹介され、阪神大震災の時に被災された方からの励ましの言葉には実感が込められていました。勇気が感じられました。

昨夜NHKのクローズアップ現代でtwitterが取り上げらtれました。それをご覧になった生徒さんから私宛にtwitterのダイレクトメッセージが届きました。リツートして私をフォローしてくださっている生徒さんがたにもご覧いただきました。ご本人の承認を得たうえで掲載させていただきます。



VIP2ndコースのY.Kさんのご子息が、23日に石巻へボランティアに行ってこられました。もちろんボランティアチームとして承認を受けての行動です。被災地で一番喜ばれたのは薬と自転車だったそうです。被災地に物資が届くと同時に、ご子息たち仲間の温かい心も一緒に届いたことでしょう。ご了解を得て、撮られた写真の一部を掲載させていただきました。今後被災した方々に、何が必要なのかを考えるきっかけにしていただけたらと思います。

震災後、授業内容を急きょ変更して生徒さん全員にtwitterを学習していただきました。twitterは以前から脚光を浴びてきましたが、震災後特にその即効性から政府をはじめ各企業もこぞってtwitterをオープンし始めました。迅速な意思伝達が可能なことと、危機に際しその威力を発揮することが証明されました。
今後も教室からの緊急連絡にはtwitterを活用していきますので、みなさんチェックのほどお願いします。


1.「iTunes Storeで1500円寄付しました」~Songs For Japanの曲購入で全額が寄付に


アップルのiTune Storeでは世界のアーティストが日本を応援するために提供した曲が38曲入ったアルバムをダウンロードすると購入金額の1500円全額が義捐金として計上される活動を始めました。洋楽好きの私としては、最近の楽曲はあまり聴かないのですが、趣旨に賛同したので早速ダウンロード購入してみました。それぞれのアーティストが選んだ楽曲への思いなどを想像しながら聴いています。

iTune Storeの利用法をご紹介しします。曲の購入方法やインターネットでの寄付の仕方がわかりします。iTune Storeに入るにはあらかじめiTuneをパソコンにインストールしており、かつ、Apple IDを取得しておく必要があります。

※注意:気軽にできるインターネット募金は各団体や企業が行っていますが、中には義捐金詐欺のようなものもあります。2.で紹介している総務省のホームページなどで調べてからにしましょう。


iTune Storeのトップ画面でSongs For Japanを選択すると下記の購入画面が現れます。
「アルバムを購入」ボタンをクリックします。



Apple IDとパスワードを入力します。



購入の確認画面が出ます。「購入する」をクリック。



今度は支払方法の選択を行います。ここでもIDとパスワードを入力します。



支払方法はクレジットカードとその他に分かれています。会員になったときに入力した内容に変更
がなければ「終了」をクリック。曲の購入と義捐金の寄付との両方を行ったことになります。



クレジットカード以外の支払い方法は、ギフトカードとiTunesカードが選べます。



ダウンロードが始まります。38曲があっという間にダウンロードできます。



ダウンロード中はiTuneの左側メニューでもダウンロードの進捗具合がわかります。



ダウンロードが終了すると、バックアップ画面が表示されます。パソコンが壊れた時など購入した
曲を復元できるようにバックアップを取っておきましょう。
「バックアップ」をクリック。



バックアップを取ったCD-RやDVD-Rは大切に取っておいてください。また、曲を追加で購入した時
にはまたバックアップを取っておくといいです。曲が消失した時などには復元できます。




2.「総務省のホームページで情報収集」~氾濫する情報のなかからどれを選ぶべきか?


情報を得るということは普段の生活の中でも重要なことです。みなさんは、自分なりにお気に入りに入れたりして管理されているかと思います。しかし、刻々と変わる各情報はどこを見たらいいのでしょうか。googleやyahooもトップページには震災関係の情報がよくまとめられています。ご自分がいつも検索に使っている検索サイトのトップページは情報の宝庫です。それ以外に多岐にわたり情報を網羅しているのが総務省のホームページです。下記にまとめておきましたので参考にしてください。

総務省が運営する電子政府の総合窓口「e-Gov」に震災に関する総合サイトが
あります。「首相官邸」「twitter」のバナーの下にリンクが貼られています。


http://www.e-gov.go.jp/ ←ここをクリック


一例をみると、「災害関連情報リンク集」です。リンクの多さがすごい。


http://www.e-gov.go.jp/link/disaster.html ←ここをクリック


停電(災害)時に便利なグッズ

1.手動式充電ランタン

まだ使ってないのでわかりませんが、購入して
みました。ランタン型なので停電時食事に使えます。
キャンプにきたみたいで、楽しくなるかも。
LED数:12灯 電源 ・手回し電源 (1分間手回しで連続約45分
  ・単三乾電池×3本 (連続約5~7時間 )



お役立ちリンク集

===【 災害用伝言ダイヤル 】====================================

 ● 伝言吹きこみ: 171 + 1 + 自宅の電話番号(市外局番からダイヤル)

 ● 伝 言 再 生 : 171 + 2 + 自宅の電話番号(市外局番からダイヤル)


===【 NHK安否情報ダイアル 】===================================

 ● 災害で被害を受けた地域にお住まいの方々の安否情報をお伝えできます。
   http://www.nhk.or.jp/fm-blog/050/75157.html

  <受付電話番号>
   03-5452-8800
   050-3369-9660
   050-3369-9680
   ※番号はお間違えのないようお願いします


===【 東北地方太平洋沖地震 関係リンク 】=========================

 ★ 東北地方太平洋沖地震 Google特設サイト
   http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

 ★ Yahoo!災害情報 - 地震・津波災害に関する情報
   http://weather.yahoo.co.jp/weather/2011sanrikuoki_eq.html

 ★ iPhone、iPod touch、iPad 対応 災害用伝言板アプリ
   http://itunes.apple.com/jp/app/id425650996?mt=8

==================================

 ●東京電力サービスエリア内の計画停電エリアマップ


http://www.mapion.co.jp/topics/eq2011/teiden.html
←ここをクリック

自分の地域が第1から第5グループのどこに位置するかは、たいていの人は分かるのですが、
細かい線引きとなるとわかりません。この地図は地図上でグループ分けが確認できるので便利です。



 ●文部科学省の調査結果をまとめたNAVER全国放射線量マップ


http://am6.jp/hHMTop ←ここをクリック

文部科学省が発表している全国の放射線量がわかる地図です。
都市名にマウスを置くと見ることができます。北海道から沖縄まであります。
3月29日現在の発表データですが、宇都宮と東京が同じくらいの線量で、山形と神奈川が同じくらいです。
日々変わるものなのでしょうが、今まで気にしていなかった数字が急に気になってしかたないですね。
ちなみに盛岡と青森は那覇と同じくらいです。みなさんも試してみてください。ダブルクリックで画面が随時
拡大します。

3.「被災地石巻」~ボランティアが見た現状、記憶しておかなければならない惨状

東北地方太平洋沖地震で被災された多くの地域には、数え切れないほどの生々しい傷跡が残されています。この石巻では、3月28日現在、死者2,245名、行方不明者2,728名、避難者25,063名、避難所数162カ所、人口に占める避難者割合15.39%となっています。
石巻市は、世帯数60,928、人口162,822人です。この状態を私たちの住む横浜・川崎に置き換えたら大変なことになってしまいます。写真を拝見しながらいろんなことが頭をよぎります。ぜひ皆さんも、私たちで何ができるのかを考えながらご覧ください。