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■日吉パソコン教室情報誌Vol. 253 2012/10/24 号をお届けします。


2012.10.24 Wed


 iPad miniが教室にやって来た〜
  新学期が始まりました。今週はiPad2の授業です。徐々にiPadを使う生徒さんが増えてきました。それに伴い、教室のカリキュラムもタブレットPCやスマートフォンを取り入れたものに取り組む必要が出てきました。

その一環として、とりあえず基本だけでも学習していただこうと、「らくらくスマートフォン体験講座」や「iPad体験講座」を取り入れています。兎に角使ってみないと、その便利さは分かりません。パソコンもそうですが、使い方を知って初めて手放せなくなるものです。

ということで、授業に使うのは「ipad2、」新しく出たのは「iPad mini」です。大きさも軽さも違います。せめて大きさが分かるようにと、模型を作ってみました。遠目には本物に見えます。これで一週間比較していただこうと思っていたら、下の息子が購入をためらっていた家内の背中を押して、本物が教室に届いてしまいました。

iPad2の半分の重さなので持ち重りが少なく、とても楽です。下に本物と模型の写真を並べます。さて、どちらが本物でしょう?


みなさん真剣な面持ち、ついタップする指に力が入ってしまいます
「慣れればできそうね」という声も上がり、円卓講習会は和やかなムードで進みました



 
 Windows 8 でタッチパネルは一部のパソコンのみ
Windows 8 パソコンを購入またはWindows 7 やVistaからアップデートすれば、テレビで宣伝しているように、画面を指で操作できると思っている方がとても多いということが話題になっています。

元々タッチパネルの機能がついているディスプレイならタブレットPCのように操作できます。いままでも、またWindows 8 になってもタッチパネルの機能のない機種はマウスで操作することになります。そして各社とも、上位機種の一部にタッチパネルモデルが存在します。購入される方はご注意ください。

ここで、特に気を付けていただきたいのが、外見がWindows 8 でも従来のWindowsのアプリケーションソフトが動かないWindows RT というモデルの存在です。安いというだけで買ってしまうと、「あれっ?」ということに。
RTとはMicrosoftでは、使用できるアプリケーションに関して「アプリケーションはWindows Storeからインストールできますが、Windows RTのデスクトップにアプリケーションをインストールすることはできません」と説明しています。これ自体、いったい何を言っているのか分からない表現ですね。
つまり、Windows RT パソコンはスマホやタブレットと同じ位置づけのパソコンで、Windows 8 パソコンとほとんど同じ使い方ができるが、従来のWindows 7 向けのソフトは動かないので、ごご注意くださいとのことです。



 高齢者向けに タブレット端末活用した通販、宅配増える
  スーパーやコンビニが高齢者向けにタブレットPCを利用した通販や宅配を次々と導入しています。
パソコンやスマホは苦手という人でも簡単に操作できるタブレットを活用した新商売が生まれているのです。

一例を紹介すると、NTT東日本とセブンイレブンジャパン、独立行政法人都市再生機構(UR)は共同で2011年2月から、「買い物弱者」とされる高齢者向けなどにネットで注文を受けて宅配するサービスをUR住宅で試験的に実施しています。無料でタブレットを貸し出し、現在は都内3か所に加え福島県内の被災者住宅地区でも行っています。

この様なタブレット端末を活用した試みは、今後民間企業だけで得なく行政サービスなどにも導入されていくものと思われます。離れて暮らす両親や単身老人の「みまもり隊」や非常時の安否確認などにもどんどん活用されていくはずです。そして2016年には、世界のタブレット出荷台数はノートPCを抜くそうです。

  参照記事 → http://www.j-cast.com/s/2012/10/30151996.html?p=all



 
 2012年ヒット商品ランキング発表!
  月刊情報誌「日経トレンディ」が「2012年ヒット商品ベスト30」を発表しました。
一位は当然と言うほかない、「東京スカイツリー」です。なんといっても「世界一」という冠は最強です。建設中から観光名所となり、スカイツリータウンは、オープンして4ヶ月で2100万人が訪れ、初年度3200万人の予想を上回ることは確定。
大阪発浅草エリアの旅行ツアーは昨年の4倍近くに急増、都内主要19ホテルの7月の平均稼働率は前年比10ポイント増の78%と好調等明るい材料を提供してくれました。

二位は「LINE」、三位は「国内線LCC」、四位以下は下記を参照してください。

 参照記事 →
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20121031/1045016/?ST=yahoo_headlines



 


 芸術の秋は絵を「鑑賞する」「描く」あなたはどちら派
  有名画家の名画を鑑賞すると、心に安らぎや潤いをもたらしてくれます。また絵を描くという創造を通じて自己を豊かに表現することが、日常生活を豊かにしてくれます。

芸術の秋にふさわしい絵の話題についてご紹介します。一つ目は、鑑賞派のあなたに。名画に勝るとも劣らない若きアーティストNAGAI HIDEYUKIさんの描く3Dアートです。いま世界中から注目されている彼の作品は、スケッチブックという平面に描かれているはずの絵が、その場にあるかのように"超"立体的な3Dアートになってしまうのです。下のリンクをクリックし、兎に角ご覧ください。左側のメニューで氏の作品集が切り替えられます。


 
Iいかがでしたか?すばらしいでしょう。

これを見て刺激された「描く派」のあなたのために、といっても同じものを描くわけにいきません。そのために、私たちにはWordアートという手段がありました。Word+Artですよ。芸術の秋にふさわしいアートを目指して。しかし、一から自分で考えるのは大変です。そんな方のために、いいホームページを見つけました。

YOMIURI ONLINEの中の「Wordでお絵かき」コーナーです。2008年から続き、季節ごとにふさわしいテーマできれいなイラストを作るカリキュラムが100以上ある充実したコーナーです。
それでは、さっそく試してみてください。


 
 

どうですか?さっと見ただけでもものすごい作品数ですね。これからも連載が続くとなるとワクワクしませんか?お気に入りに登録してお楽しみください。


私も刺激されたので、練習がてら来年の干支を描いてみました。漫画になってしまいました。お許しください。




 
 
 生徒さんの作品紹介コーナー
  秋休みに入る前にレギュラークラスでは、自分の撮った写真を使ってXmasカードを作りました。
最初からカードにすることを意識して撮った方や、「足が切れないように撮ればよかった」と後悔する方もいらして出来上がった後はクラス内が大騒ぎできた。

だんだん慣れてくれば、撮影時にアルバムにすることを意識しながら撮影するなどができるので、焦らずに臨んでいただくようお話をさせていただきました。




いよいよ木山氏のカレンダーも11月になりました。毎月何をテーマにするか構想を練り、それに相応しい場所に撮影に出かけられます。そして、授業で学習したことをカレンダーに盛り込むことも実行されています。
いかがですか?素敵なカレンダーですね。図形の透過を使っています。もちろん写真はご自分のものです。



残すは12月分のみです。構想は一応伺っていますが、お楽しみということで内緒にしておきます。12月が出来上がったら、一年分のカレンダーを使ってアルバムを作る予定がおありのようです。一枚一枚のカレンダーに使われている写真が全て自分で撮影したものなので、その時の状況やその場で会った人などがつぶさに思い起こせることも、作品作りの楽しみだそうです。
アルバムは文章を添えたものにされるとのことです。今から楽しみですね。



 
 権太坂の秋を撮ってきました
Facebookの「日吉パソコン教室談話室」をご覧になった生徒さんはご存知ですが、まだFacebookを見てない生徒さんとFacebookをやっていない生徒さんに向けてご報告します。

今年も残すところ2か月弱となりました。秋もより一層深まってきました。いただいた秋休みも、ほとんどが教室にいて壊れた機械のメンテや繋がらなくなったインターネットの修復やら、てんやわんやでした。唯一外に出たのが今回ご紹介する写真です。超近場(自宅から徒歩5分)ですが、季節を感じることができるでしょうか?
教室のブログでご覧いただきます。スライドショー形式なので画面を最大化したり、適当に止めてご覧ください。





 

11月の声を聞きめっきり寒さを感じるようになってきました。そう感じるのは、今までの気温が高すぎたからなのですね。
自分が10月生まれだからかもしれませんが、10月の陽気は熱くもなく寒くもなく好きです。11月が寒く感じるには自分の経験からかもしれません。

それはというと、学生時代の文化祭の思い出です。文化祭は大抵11月に行うというのが恒例です。高校時代は男子校だったので、文化祭というと他校の女子がやってきて学内が華やいだものです。文化祭の最後二日間はプレ後夜祭と後夜祭で締めくくられます。
日暮れ間近の寒い校庭でフォークダンスが始まり、最初は壁の花だった男子学生も徐々に踊りの輪に加わり、照明がたかれるようになり、足元も暗くなってきます。肩が触れたり、背中がぶつかったり、おそらく男子学生には一年で一番楽しい時かもしれません。そして最後は照明が消されたかと思うとサーチライトがくるくる踊りの輪をなぞり、数分ののち照明が煌々とたかれ閉会となるのです。

11月がなぜ寒く感じるかは、寒い夕暮れにフォークダンスを踊るときに女学生の手を取る瞬間、自分の冷たい手で相手の手に触ることがとても申し訳ないと思っていたからです。その瞬間の自分の手の冷たさを思い出すと11月であることをより実感してしまうのです。

長々と他愛のないことを申しました。話は結局寒くなってきたことを申し上げたかったのです。
朝の車通勤の道すがら富士山がきれいに見える場所があります。昔は高い建物がなかったのでもっと見晴らしはよかったのですが、信号待ちの時にスマホで撮った写真をご覧ください。富士山もあっという間に雪帽子をかぶってしまいました。

10月24日の富士山、左側は冠雪量が少ない

11月2日の富士山、左右まんべんなく冠雪