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■日吉パソコン教室情報誌Vol. 285 2014/02/12 号をお届けします。


2014.2.12 Wed


 声だけ聞こえ騒音をカットしてくれるデジタル耳栓
 
キングジムが発表したこの製品、一見すると音楽用のイヤホンのように見えますが、なんと高性能な「デジタル耳せん」なんです。従来の耳栓とは違い、ノイズキャンセリング機能を搭載しており、乗り物の騒音や電車の騒音、エアコンの空調音などをカットしながらも、人の声やアナウンスは聞こえるという最先端の耳栓です。


ノイズキャンセリング機能とは、イヤホン内蔵のマイクで周囲の騒音を収音し、その逆位相(逆向き)の音波を発生させて騒音を相殺する(打ち消す)仕組みです。
読書の時に威力を発揮しそうですね。でも、人の声だけ聞こえるということは呼びかけられたときには聞こえ、ざわざわした話し声はカットされるということなのでしょうか?

私がヘッドフォンで音楽を聴いているときに、家内に声をかけられても全然聞こえません。この耳栓をすると掛け声には反応できるけど、音楽は人の声ではないから聴けないことになる・・・(-_-;) 弱った弱った。




 富士フイルム、動画が再生できるAR対応のプリントサービスを発表
 
富士フイルム、動画が再生できるAR対応のプリントサービスを発表。


富士フイルムは2014年2月6日、スマートフォンとタブレット向けプリントサービスの新製品「うごく動画プリントAR」を発表しました。※ARとは・・・後述
専用アプリを導入したスマートフォンにプリントをかざすと、写真に重ねて音声付きの動画が再生される仕組みです。

動画も一部分をプリントすることは従来からできましたが、そのプリントにスマホやタブレットをかざすと動画として見ることができるというサービスは素晴らしいと思います。
その写真に写っている時の声や動きが再現できるのですから素晴らしいです。動画で動くプリントは1枚300円程度とのことです。

写真はその瞬間をとるものですが、動画はそのときの動きや声を記録できます。思い出を動画で撮っておけば写真立ての写真が話しかけてくれるのです。どうですか、いいでしょう(^_^)v




   
 ARで塗り絵が動き出す
 
富士フィルムの「うごく動画プリントAR」ではプリント写真が動きだしましたが、こちらのアプリは塗り絵が動き出します。

つぎの紹介サイトでは、子供たちが色鉛筆で塗り絵をしています。その塗り絵にタブレットをかざすと3Dで動き出します。自分の塗った色で、塗漏れがある状態でキャラクターが動き出します。

塗る楽しみと、動く楽しみが味わえるのですから子供たちは大喜びですね。子供たちだけではなく、大人たちも「大人の塗り絵」が流行っています。浮世絵の主人公が動きたら楽しいですね。





さて、「AR」とはなんでしょう。Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)=「拡張現実」のことで、「ありのままに知覚される情報に、デジタル合成などによって作られた情報を付加し、人間の現実認識を強化する技術のこと。」(知恵蔵2014より)

たとえば、スマートフォンのカメラを通して見た"現実"の世界に、CGキャラクターなどの"拡張"情報を重ね合わせて見ることで、まるで現実世界にキャラクターが存在するかのように感じることができるという技術です。

ご覧いただいた動画では、塗り絵にポイントがあります。塗り絵なら何んでも構わないのではなく、あらかじめ決められたものをダウンロードしてプリントアウトしたものに色を塗って初めて動くということです。
頭がこんがらがってきましたが、技術の進歩はすごいということです。






 フォトギャラリーからSkyDriveへのアップロード法
 
※このアップロード手順は、すでにMicrosoftアカウントが取得済みの方で、なおかつ、授業に使用したテキストでは分かりづらかったという方向けの内容ですのでご了承ください。

①Windows Live フォトギャラリーを起動します



②フォトギャラリーで使うファイル形式の確認ダイアログボックスが出るので「今後~」にチェックを入れ「いいえ」をクリックします。
さらに、「一部の写真または~」も「今後~」にチェックを入れ「キャンセル」をクリックしてください。




③Windows Live フォトギャラリーからSkyDriveへアップロードしたい画像を選択します。選択した画像の枚数に比例しアップロード時間は多くなります。
選択できたら「SkyDrive」ボタンをクリックします。


④SkyDrive内のどのアルバムにアップロードするかをここで決めます。既存のアルバムがある場合はそれを選び、無い場合は新規に作ってください。
ここでは、「壁紙用画像」というアルバムを新規に作っています。そして、アップロードする際の写真サイズを決めます。「元のサイズ」を選んでおけば、のちのち困りません。
そして、「アップロード」ボタンをクリックします。


⑤アップロード中は1枚ずつ画像の確認ができます。


⑥アップロードが終了すると、画像の個数が表示されます。
次に「オンライン表示」をクリックします。


⑦Microsoftアカウントの入力ダイアログボックスが表示されるので、アカウントであるメールアドレスとパスワードを入力してください。


⑧SkyDriveにサインインできると、アップロードした画像とアルバム名を確認できます。


⑨引き続きアップロードを行う場合は、タスクバーに待機するWindows Liveフォトギャラリーに戻り、追加の画像を選択してください。選択できたら「SkyDrive」ボタンをクリックします。


⑩「アップロード先のアルバムを選択」ダイアログボックスが表示されるので、すでに作成済みの「壁紙用画像」を選択し、「アップロード」ボタンをクリックします。


⑪アップロード枚数が多いと時間がかかります。選択した枚数が、一度に5MBを超える場合はアップロードできないので、一度に10枚以内を目安に回数を分けて行ってください。


⑫アップロードが完了したら、「オンライン表示」をクリックします。


⑬すでにログイン済みのSkyDriveが表示され、アルバムに追加されたのが分かる。


SkyDriveには7GBまでの画像や文書等が保管できます。大切なデータのバックアップ先として、SkyDriveをはじめGoogleドライブやYahooボックスのようなクラウドデバイスは、今後ますます増えていくことでしょう。
パソコンが壊れたとき、パソコンを買い替えるとき、災害に見舞われたとき等転ばぬ先の杖として、ぜひ活用していっていただきたいと思います。

SkyDriveはクラウドに慣れるためにも分かりやすくできています。クラウド入門用としてもお勧めします。これからも授業の中で活用して行きますので練習を積むことができます。





2月8日(土)は記録的な大雪になりました。とにかく暴風雪なので一歩も家から出られませんでした。当然、当日は休講でした。前日のうちに生徒さんにメール連絡をして了解をしていただきました。

教室の連絡手段としては、Eメールをはじめ、Facebook、Twitter、電話などがありますが、ご覧いただくことが前提での利用ですので、利用頻度の多いものから使ってみました。本当はFacebookの「日吉パソコン教室談話室」に投稿するのが一番いいのですが、まだFacebookの授業をやっていない方々なので、今回はメールにさせていただきました。

東日本大震災後の地域別停電の時を思い出しました。あのときはTwitterを全員に取っていただき、連絡手段として利用しました。つくづく災害時の連絡手段としては役に立つものだと得心しました。
そしてこうも思いました。このメルマガは2週に一度です。緊急を要する場合は使えませんが、しかし、在校生と卒業生を合わせ、ご愛読いただいている方が160名いらっしゃいます。教室の行事や活動そしてお願いなどを伝達できる大切なものだということを。

今後は、緊急時には対象者に対するメールを優先します。そして、その内容についてはFacebookの「日吉パソコン教室談話室」に投稿するようにさせていただきます。
どうぞ主旨をご理解いただき、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。

2月8日10:48 まだ車の形は分かるが
夜にはかまくらのように雪に覆われました 


2月9日12:54快晴 マンション総出で雪かきを行い車も姿を現しました