Pasotomo Magazine 
第301号(2014年8月27日号)

 News

夏期休暇も終わり授業も再開しました。極端な暑さと極端な雨。夕立の後の涼風は一体いつごろ亡くなったのでしょう。被害に合われた地域の皆様には心より哀悼の意を表します。



少し遅めの花火撮影テクニック

今年も各地で花火大会が行われました。東京湾大華火祭のように台風11号のため中止になった大きな花火大会は10か所を超えました。準備を進めてきた主催者やスタッフそれに見物のお客さんはがっかりですね。
花火は天候に左右されるものなので、その時になってみないと大輪の花がきれいに咲いてくれるのか強風で流れてしまうのかは分かりません。しかし、体中で感じる花火の醍醐味はその場でなければ味わえません。
その感動をデジカメで残すには、少しの意気込みと、ほんのわずかな準備さえあれば大丈夫です。これから先に開かれる花火大会に向け花火撮影のテクニックを学習しておきましょう。

【気を付ける点】
①レンズの前の視界ができるだけ開けた場所を選ぶ。
②河原や階段など「斜面」になっている場所ならなおいい。
③贅沢をいえば夜景と花火をセットで撮れる場所が最高。
④カメラやスマホは三脚で固定する。
⑤ブレ防止のためにセルフタイマーを使う。
⑥セルフタイマーがない場合は、打ち上がって花火玉が一瞬消えた直後に押すと花火が開き切ったタイミングに合いやすい。
⑦「夜景モード」や「花火モード」で撮る。フラッシュはNG。

詳しくは下記サイトでご覧ください各地で、。




メガネ・コンタクトいらずではっきり見えるディスプレイをMITが開発

メガネやコンタクトレンズを使わずに裸眼でディスプレイを見ることができる映像矯正ディスプレイをMIT(マサチューセッツ工科大学)とカリフォルニア大学の共同研究チームが開発しました。
この「Vision-correctingディスプレイ」は老眼の人でも近眼の人でも裸眼で文字や画像を見ることができるという、まさにのどから手が出るディスプレイです。

理論的には、「画面を立体視できる3D技術は、高解像度のディスプレイを使って左右の目にわずかに異なる映像を映すことで、視差を利用してきましたが、視差を作る代わりに見る人の目に合った映像を作るのが映像矯正ディスプレイです。」(Gigazine記事より抜粋)

「映像矯正ディスプレイの技術を例えば、自動車のメーターパネルに応用することで、運転中にディスプレイを確認するためにメガネを取り外すといった危険な動作をなくすことができる」(Gigazine記事より抜粋)

詳しくは下記サイトをご覧ください。




何故エアコンが効かない?3つの理由

1.まずはエアコン本体を確認しよう
2.見落としがちな室外機の環境を確認しよう
3.住まいの断熱・遮熱性能を確認しよう
これでもだめなら、「古いエアコンは買い替えを検討する手も」あり。

詳しくは下記サイトをご覧ください。






 Topics

「おもいでばこ」で写真を残す・整理する・鑑賞する・共有する

みなさんに今回ご紹介するのはバッファロー㈱のスマート・デジタル・フォト・ライフを実現するための最新機器「おもいでばこ」です。
この「おもいでばこ」という名を聞いたことありますか?なんと写真ならば12万枚も整理・保存できる頼もしい機器です。動画も保存できます。機器と言っても手のひらに載せられる程度の大きさです。
リモコンを使えばテレビの大画面で旅行の思い出や古いアルバムの写真などをみんなで見ることができ、タブレットやスマホとも連携するので友達や離れて暮らす家族などと共有することもできます。

この紹介程度ではとても語りきれない豊富な機能を持っているので、新浦安教室の増田先生が紹介用のデモ動画を作ってくださったので、そちらをご覧ください。




いかがですか、いままでパソコンにフォルダーを作って整理していた手間がいらなくなっちゃいましたね。後から見返してもカレンダーと連動しているので、記憶もしっかりとよみがえります。それにパソコンに保存してある写真や動画をバックアップし、整理してくれるので後からでも探しやすいですね。

より詳しい内容はバッファロー社のサイトでご覧ください。



 直販サイトでは容量1TBの上位機種で37,851円




広島豪雨を考える「災害の時に役立つサイト」の使い方

この夏の雨の降り方は尋常ではなかった。なぜこんなにも安住の地を脅かす雨が降るのだろう?とくに広島豪雨は、山の頂上付近から大量の土砂が一気に住宅街に流れ込んだ。土砂を調べると、花こう岩が風化した“まさ土”が雨の水を含みきれずに流れ出したことが被害を拡大させたと言われています。
太平洋高気圧が弱く湿った空気が大量に豊後水道を通り広島のごく一線の地域に未曽有の雨を降らせたのですが、調べてみると2003年に気象協会から出た論文に今回と同様の広島に線状降水帯による豪雨はバック アンド サイドビルディング型であるという分析がなされていました。
地形と土質が大災害をもたらしたのではと考えたくなりますが、警鐘は十分であったのでしょうか。

住民は避難指示が出るのを待つのか、行政は空振りを恐れずに避難指示を出すのか猶予のない中で判断しなければならないことであるのは歴然としています。私たちができる、最初の行動は予測と判断だと思います。すぐできることは、前回のメルマガで載せた「災害の時に役立つサイト」を絶えずチェックすることから始めることです。

その中でもこの「高解像度降水ナウキャスト」は、全国の降水状態を5分ごとに知らせてくれるすぐれたレーダーアプリです。気象庁は8月7日に急きょ発表したインターネットアプリです。気象庁が「平成26年8月豪雨」と命名した今夏のゲリラ豪雨や竜巻、落雷から身を守るためにご活用ください。


▲ 高解像度降水ナウキャスト ▲
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
  (パソコン・スマホ・タブレット用)





 
 近降水地図の上部には「最新」情報のボタンや
今までと今後の動きを動画で表示する「動画開始」
ボタンがあり、ゲリラ豪雨の進路予測が分かる


8月22日10時の降水状態
近畿、中・四国、九州には線状降水帯が・・・
左側の拡大縮小レバーや画面のドラッグ操作で
日本全国の防災情報がリアルタイムで分かる



「高解像度降水ナウキャスト」を開くと使い方
のウィンドウが表示されている
表示領域を自分の住所の近辺に登録できる
右矢印をクリックすると使い方全般の説明が分かる


 
屋外での使用例も具体的に説明されている
こちらは携帯用端末を対象にしている


 
 
近畿近画面の説明も事細かに書かれている
細かいので使いながらじっくりと参照してください
お気に入りやデスクトップにショートカットを作り
不規則な天候に対応できるようチェックしてください

 



国土交通省が全国ハザードマップポータルサイトを公開




身の回りの防災に役立つ情報をまとめて閲覧できる「国土交通省が全国ハザードマップポータルサイト」がこのほど公開されました。
全国の各種ハザードマップと、道路冠水箇所などの防災に役立つ情報を、一枚の地図上で、重ねて閲覧することができるという画期的なものです。


 
 自宅周辺の「浸水想定区域」を見ると黄色い部分が0.5m
浸水区域となります。小河川からの洪水が原因。

同じ自宅周辺の「浸水想定区域」に加え「明治前期の低湿地帯」
を同時に表示してみると現在は宅地化されているが以前は
小河川が流れていて現在は暗渠や埋め立てられているような
ところがあることが分かります。これは当然地盤などにも
影響するものと思われます。使い方は出たばかりなので、
もう少し練習してみたいと思います。

世界的に異常気象が続く中、この様に国や自治体が情報を整備し、公開することはいいことです。ぜひこれらのシステムを活用して防災に役立てましょう。






 生徒さんの作品ご紹介コーナー
ハッピー!! 米寿

日吉教室の最長寿のお姉さま寺澤祚子さんです。
手にされているのは「長寿の心得」です。
米寿は丁度真ん中に位置しています。
順番は「還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿・茶寿・皇寿」
米寿は「もう少しお米を食べてから」だそうです。
ちなみに皇寿は百十一歳「もうそろそろゆずろか日本一」
ぜひ皇寿をめざしてください。
本物は中央薬局さんにかかっています。

 
TOLOTが出来上がり、持ち寄っていただきました。
初めてのアルバム作りでしたので喜びもひとしおでした。

 お互いに教え教え合う仲良しクラスメイトの皆さんです。
お気に入りのページを開いていただきました。
旅行のアルバムを作られた方は、お友達に差し上げると、
どなたも大喜びで、苦心して作った甲斐があったそうです。
ご自宅で2作目を作られたかたもおり、話が大盛り上がりでした。

 
TOLOTの次はTシャツ型のキーホルダー作りを行いました。
以前四角いストラップを作られた先輩たちもうらやむTシャツ型です。
ヨコ53mm、タテ43mmなので結構大きいのでバッグ等に付けると
ちょうどいい大きさですね。専用のソフトをダウンロードして作ります。
ラベルマイティに型紙をダウンロードしたので、次回作るときは楽
だと思います。みなさんプレゼント用に作成キットを追加注文されました。
もう届いてますので次回授業時に少し練習しましょう。

 
残暑見舞いをいただきました。ありがとうございます。 





 編集後記
みなさんは「AWA ODORI PARIS 2015」というイベントをご存知ですか?私は横浜市営バスの停留所にかかるポスターで知りました。今年の5月30日、AWA ODORI PARIS 2015プロジェクトが在日フランス大使館にて正式に発足しました。

「来年の5月22~25日の期間、パリの名所ヴォージュ広場を中心に繰り広げられる、日本文化のイベントです。ヴォージュ広場があるのは、世界有数の観光スポットが集まるパリ4区。年間の訪日外国人旅行者数を25%上回る1300万人が訪れるパリ4区において、阿波おどりの祝祭感を可能な限り忠実に再現し、海外では未だ知られていない日本の魅力を発信します。」(プレスリリースより)

徳島や高円寺などで毎年開催される阿波踊りには100万~300万人の観客を集めているものの、国外からの観光客はリオのカーニバルにはとても及びません。経済的効果もしかりです。
各地で開催される「祭」を、元気な日本の象徴とし、新たな切口で日本文化を海外に伝えるのがAWA ODORI PARIS 2015です。

日本をもっと知ってほしいとの思いからのイベントですね。「観光立国日本」を代表するものとして阿波踊りが重要な役割を担っているのですね。とくにこのビデオをご覧いただけば外国人だけでなく日本人が日本の良さを再認識できるはずです。