Pasotomo Magazine 
第304号(2014年10月8日号)

 News


一足先に秋を満喫
横浜に住んでいて避難勧告がこれほど出た台風も珍しいですね。今熱海あたりにいるような進路図でしたが、あっという間に横浜を通り過ぎて行きました。当日は安全のため午前午後の授業をお休みにさせていただきました。申し訳ありませんでした。



次の台風の19号も気になるところですが、秋は少しずつ近づいてきました。一足先に気分だけでも秋モードということで、投稿された紅葉の写真が満載のサイトをご紹介します。

なお、本日19:30頃から皆既月食が見られますよ!
3年ぶりだという事ですのでお見逃しなく。


一足先に秋を満喫 
紅葉フォト100景

 紅葉名所2014



次に出るのはWindows 10? たしか9じゃなかったの?

米Microsoftは現地時間の10月1日付けで、Windows 10テクニカルプレビューを公開しました。Windows 8の評判がよくなかったので、8.1でスタートボタンらしきものを追加したが、評判がいまいち。2015年に搭乗する9ではスタートボタンを復活させるとのうわさでした。
それがいきなりWindows 10となると9はどこへ行ってしまったのでしょう。ひょっとして。8.1が9の正体だったのでしょうか?
スタートメニューは、Windows 10にも引き継がれてますが、機能はWindows 7までと同じようなスタートメニューへと変更され、ここから全てのアプリを起動できるので、Windows 7以前のユーザーは戸惑わずに利用できます。また、スタートメニュー右半分は、Windows 8のスタート画面の縮小版のようになっています。
テクニカルプレビュー版なので、いろんなところで試してもらって改良を加え、2015年の後半に発売されるのとのこと。




子供向けウォッチ「ドコッチ」の使い道はみまもり機能内蔵にあり

ウェアラブ端末と言われるジャンルの機器はメガネや、腕時計、衣料など身に付けるものなど多岐にわたます。大抵大人向けのものですが、ドコモが子供向けのウェアラブ腕時計を発表しました。
『ドコッチ01』という製品です。3G通信機能、GPS、Bluetooth、加速度計、温湿度計を備え、現在地や活動状況を居ながらにして確認できます。
小学校低学年の子供を対象で、保護者が居場所や活動状態を確認できる「みまもり」端末なのです。どうも「ペット用迷子防止首輪の子供版」としての位置づけらしいのですが、誘拐が頻発する昨今ではマストアイテムと言えるでしょう。
3G通信機能があるので携帯電話の役割もあるのかと思えば、通話機能はないようです。GPSと3G通信機能を使って、親からの「いまどこ」検索に加えて、子供側からのワンプッシュで「いまここにいます」「帰ります」などの定型文のショートメッセージと位置情報を6人までの家族や保護者に同報通知することができます。
発売は2015年3月予定していて、子供向けのほか、携帯電話を持たず使わない老人の見守り向けにも販売する予定だとか。迷子札の代わりになりそうな製品のご紹介でした。




世帯当たりの通信費支出は世界一「高すぎる」携帯電話料金に苛立ち

日本の携帯電話3社がそろって世界のトップ10に顔を出す荒稼ぎをしていることを根拠にした「儲け過ぎ」批判がある。20年前に撤廃した携帯電話の料金規制を復活するべきだとの議論が総務省官僚の間で囁かれ始めた。
料金規制を復活させ、一定規模以上の売り上げや利益が出た際には、自動的に利用者料金の引き下げを促すような制度を確立したいというのが、総務省内部の積極派の考えなのである。ただ、これが一筋縄ではいかぬようだ。詳しくは次の記事をご覧ください。






 Topics

NHKスペシャル「カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年」

10月19日(日)放送予定のNHKスペシャル「TOKYO PHOENIX」のホームページが秀逸です。まだすべての動画がアップされてはいませんが、東京の100年を過去に撮影されたモノクロのフィルムを基に、フランスの技術者を中心にしたプロジェクトが緻密なデジタル作業でカラー化させている。その作業の一コマが紹介されています。よく見ると授業で行ったPhotoshopやGIMPの作業と同じことをプロも繰り返しているのが分かります。
そして、年代を追って動画を見ているとこれも授業で行った「自分史ノート」に書き込んだ年表のことを思い出しました。「時代を作ったのは、賢人や偉人だけではなく我々一人ひとりなのです」と自分史を世に広めた色川武さんの言葉が浮かびます。その時代を生きる人々がじつに生き生きとしているのが伝わってきます。
このサイトで情報をつかんで19日の放映を見逃さないようにしましょう。




明治末期1902年の銀座の様子から始まり、1923年関東大震災→1924年震災復興モダン都市→1937年戦争の時代→1946年占領 戦後復興と続く東京の人と町並みバックに流れるテーマミュージックとともに見ているとその時代にタイムスリップしたようです。
最上段が全体メニューです。画面に登場する男性の手が画面をスクロールしながら見なさいと教えてくれます。東京の人々が生きた100年を見てみましょう。



Googleマップで40年以上前のみなとみらい21を見てみると

Googleマップがどんどん進化しています。Googleマップと言えばストリートビューが公開されて当初は車の屋根に取り付けたカメラの位置が高すぎて庭先や洗濯ものまで写ってしまうとか、歩いている人の顔や車のナンバーも写っているなど、プライバシーが問題になりました。

Google Earthで航空写真をたどって地上に近づくとストリートビューに切り替わり、道路を散策できます。今回ご紹介するのは、航空写真の部です。国土地理院の地図とマッチングさせて現在と1990年そして1970年代の同じ場所を比較できるようになっています。

1990年といえば4分の1世紀前、1970年と言えば40年以上前です。一体あの場所は当時どうっだたんだろうと興味がわきます。場所によっては航空写真がないところもあるかもしれませんが、自分が生まれた場所や育った場所を見てみるのもいいかもしれません。

Googleマップを使って国土地理院の地図を見る

「みなとみらい21」で検索すると国土地理院の地図が表示される

 
 Google地図ではこのように表示される

Googleの航空写真での表示(現在) 

 国土地理院の航空写真(現在)

1990年の航空写真

1975年の航空写真ではまだ埋め立て前です

ランドマークタワー周辺(google現在)

 
 
ランドマークタワー周辺(国土地理院現在)

ランドマークタワー周辺(1990年)
日本丸が展示されています

 
 ランドマークタワー周辺(1975年)
日本丸の向かって左側には旧横浜船渠第2号ドッグ
が見えます



さて日吉の町の40年前はどうでしょう。。。みなさん調べてみましょう!


横浜駅のきた西口改札前の柱にある情報板
高台への避難路が図示されてます
海抜を見ると-1.7mです
上からの落下物に注意しながら目指すは台町かな






 生徒さんの作品ご紹介コーナー

 
 
和紙の風合いを生かした心のこもったぽち袋です
独創的なデザインのものもありますね
それぞれ遣い方はいろいろでしょうが喜ばれることは確実ですね



 
 
六角形のクリスマスポチ袋です
工夫次第で素敵なポチ袋になりますね
お年玉用と合わせクリスマス用もできました



 市村悦子氏は独立した息子さんおために
生い立ちをTOLOTにまとめサプライズで転居先に送るそうです
TOLOTが大変気に入って今は家族旅行の巻を作っています





 編集後記


「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、三文といえば今のお金にすると100円ちょっと。たった三文しか得しないなら寝てようよ、という意味だったようです。

しかし、教育的見地からすると日本人の勤勉さにそぐわないため、「早起きしたら三文も得をするから、みんな早起きしないといけないよ!」という解釈に徐々になっていったようです。

今では辞書を見ても早起きをすすめることわざとして載ってます。本来の意味からすると「果報は寝て待て」に近かったんですね。
あるタバコ屋さんに「果報は起きて待て」の看板犬がいます。その愛想の良さから誰にでも愛されているようです。きゅうりが大好物なんです。