Pasotomo Magazine 
第356号(2016年10月5日号)

 News

ラジコの新機能「タイムフリー聴取機能」がスタート

ご存知ラジコはラジオ受信機がなくてもパソコンやスマホでラジオを楽しむアプリですね。パソコンまたは、スマートフォンでアプリをダウンロードするだけで、ラジオを聴くことができます。通常は居住地域のエリア内のラジオ局の放送を聞くことができますが、有料版は全国の局ラ時を番組を聴くことができます。

そのラジコに10月11日から新サービスが登場します。「タイムフリー聴取機能」がスタートします。それはラジオ番組放送後、1週間に限り、いつでも後から聴くことができるという機能です。そして「シェアラジオ」という機能もスタートします。お気に入りの番組をSNSで誰かと共有する昨日が追加されました。

電波障害に煩わされることなくラジオが楽しめるラジコは新時代に入りました。シェアラジオ特番として10月11日より17日まで、全国101局でシェアラジオ・ 民放ラジオ 特別番組「宇多田ヒカルのファントーム・アワー」。が放送されます。






音楽4000万曲聞き放題「Spotify」がついに日本上陸!

2008年にスウェーデンで誕生した「Spotify(スポティファイ)」がやっと日本でもサービスが開始されることとになりました。2013年12月時点で世界55カ国でサービスが提供されていたにもかかわらず日本では待望久しくやっと上陸となりました。

2012年には日本法人が設立されていたのに何故?ですが、かなりアーティスやレーベルそしてファンなどにヒヤリングしていろいろな障壁を克服し、日本人に適した形でのデビューに時間を要したようです。「ストリーミングでの音楽配信」「有料サブスクリプションによる楽曲への無制限アクセス」「広告を組み合わせた無料配信モデル」というビジネスモデルで出来上がっています。

広告が表示されない有料プランだと月額980円で聴き放題。広告が表示される無料プランでも聴き放題という破格のサービスです。すでに世界中で安定的にファンを獲得しているSpotifyです。Facebook経由でサインインすることですぐに利用開始できる点も特徴で、無料または有料でSpotifyが用意する音楽ライブラリに自由にアクセスでき、個々の楽曲を個別に購入する必要がありません。購入する代わりにいつでもお気に入りにアクセスして好きな曲を聴くという方式です。

Spotifyでは現在会員登録のためのエントリーの受付が開始されました。メールアドレスを登録しておけば招待状が届くことになっています。登録をお勧めします。






「デジカメピクニックin横須賀ヴェルニー公園と軍港巡り」のお知らせ

秋のデジカメピクニックは横須賀ヴェルニー公園で万課のバラを撮影し遊覧船で軍港巡りを行う予定です。今回横須賀を選んだのは。隣の市でありながらあまり足を運ばない所ですがいいスポットがたくさんあるからです。今までと違った写真が撮れるはずです。今から楽しみですね。



 
日 時  2016年10月25日(火) 
集 合 京浜急行本線「汐入駅」改札前
11:00集合 
場 所  横須賀ヴェルニー公園 
横須賀港クルーズ
ランチ カフェレストラン
コルセール ~ (ビーフシチューランチ) 
会 費  ¥3,800 






経産省が美しい日本の風景を“フリー素材”として提供

経済産業省が運営する、観光の促進を目的とした「PHOTO METIプロジェクト」。

このサイトで公開されている画像はすべて二次利用できるというのが特徴で、公的機関がフリー素材を提供するという稀なプロジェクトです。トップページにアクセスして画面を下にスクロールさせると、任意の県の画像が表示され、表示したままにしていると、ランダムで各県の画像に切り替わっていきます。



使い方については次のサイトで紹介されています。商業利用でもクレジットを入れれば使えるので、個人利用でカレンダー用の画像に使いたい方には助かりますね。







 Topics

登録不要無料読み放題の電子書籍ストアの利用方法


「Degital Book Japan」をご存知ですか?「知らない・・・」そうですね私も知りませんでした。しかしこの電子書籍ストアほかの電子書籍ストアとはちょっと違うのです。他のストアにも無料書籍はありますが、ほとんどは第1巻が無料であとは有料であるとか、上巻が無料で下巻が有料などの誘導型無料です。

では無料でベストセラーが読めるのか?というとそのようなことはありません。無名ですが探すとおもしろい題材がラインナップされています。そして何よりいいのは、他のストアは会員登録しなければ読めない書籍を登録なしでいきなり読め、ダウンロードして印刷までできてしまう至れり尽くせりの電子書籍ストアです。
書籍はパソコンとスマートフォンで読むことができます。

それでは実際のストアに入店してみましょう。



ストア入口

電子書籍の表紙が書棚に陳列された店内は所狭しと無料の本が並んでいます。どの本を読んでも登録不要かつ無料で読めます。36のジャンルに分類されていますが、全体の数はそう多くはありません。今後少しずつ増えていくものと思われます。
メニューの「プレゼント」を見るとハワイ7日間2組のプレゼントがあります。えっ無料なのに?と思ってしまいます。私が本棚を見て一番インパクトがあったのはトニー谷が表紙を飾る雑誌でした。雑誌の中身は音楽関係の記事で埋め尽くされていてとても面白い内容でした。ちなみに表紙はご本人ではなく見事にトニー谷になりきっている方だと思います。

この本をモデルにしてページをめくっていくことにしましょう。


①読みたい本を選んで「この本を読む」をクリックします。 





②表紙が表示されます。画面下には各種コントロールボタンが並びます。
右端の「?」をクリックすると・・・(⑦参照)

 




③ボタンの使い方が分かりやすく解説されています。
 




④画面左右の三角ボタンでページを移動します。下部のコントロールボタンでも移動できます。スライドレバーをドラッグするとページを確認しながら移動できます。左下の「PDF起動」をクリックすると・・・ 
 




⑤PDFが起動します。「名前を付けて保存」をクリックすると本1冊が保存できます。
 




⑥本をレシピ本に変えてみました。
 



⑦食べたい料理を探した結果、「イカのちゃんちゃん焼き」に決めました。
「この本を読む」ボタンをクリックすると・・・
 





⑧ページが表示されましたが、画面下部のコントロールボタンがない!
これは保存できない形式の電子書籍であることが分かります。このタイプは印刷ができないので料理の時はスマホやパソコンを傍らに置いて利用することになります。




 

今度は「写真集」から選んでみました。こちらは保存ができるタイプです。 





⑩カワイィィ。ペットとして人気のあるフェレットです。 



 

いかがですか、Degital Book Japan。面倒な会員登録がいらない。しかも無料で読み放題。有料の電子書籍ストアデビューの予行演習としても役立つと思います。ぜひ一度足を運んではいかがでしょうか。






 生徒さんの作品ご紹介コーナー

2017年スケジュール帳を鋭意製作中です 
現在56ページ建てのリングで開閉ができる本格的なスケジュール帳作りに取り組んでいます。
印刷の量が多くリング用の穴あけ作業も伴うため、2017年カレンダー用の素材準備の授業を
優先させ10月17日の週に完成を予定しています。

そのような状況の中、完成者が1名誕生しました。木山秀雄氏です。
作成当初から青のチェックで作ろうとプランを立てていらしたので表紙のデザイン選びに時間
がかからなかったこともあり男性らしい素敵なスケジュール帳が完成しました。

来年1年間お気に入りのスケジュール帳が大活躍されることでしょう。

という記事でメルマガを発信しようとしていたら本日完成者が3名追加しました。中野氏、松田氏
鈴木氏の皆さんです。表紙のデザインだけでなく中身のデザインも凝ったものになりました。
1年間使うものですので手抜きはできません。おかげでお気に入りのスケジュール帳が出来上
がりました。大切にお使いください。










表紙



裏表紙







年間カレンダー・ノート・月間カレンダー部分




こちらのクラスはオリジナルの表紙を作っているところです。
ご自身が撮影した画像をタブレットとスマホの
アプリ「スケッチグル」で絵画調に加工したものを
Googleフォトからダウンロードしてワードに貼り付け
表紙として編集しているところです

 






 編集後記

強風と豪雨にもめげずよく育ってくれた我が家の風船カズラも「もうそろそろかなぁ」などと思いながらその雄姿をシャッターに収めました。
まだ青い実が結構あるのでこれが枯れてきたら収穫をしようと草むしりをしながら思いました。とにかく水を欲しがる植物なので朝晩の水やりでもその都度土はカラカラに乾いていました。
よくぞこの長い猛暑を乗り切ってくれたものだと声をかけながら台風で倒れた各所の街路樹のことを思いました。


 
 今年採れた種です。残りの実が枯れたら採取するのでまだ増えます。


「国の調査によると、日本全国に街路樹は675万本あります。
街路樹が盛んに植えられたのは、高度経済成長期です。
道路の整備にともない、排気ガスなどに対する『環境対策』や『景観の美化』。
そして、火災の時に延焼を食い止める『防災』などの目的で植えられました。」(NHKおはよう日本より)


1位はイチョウ、2位はソメイヨシノなどのサクラ、3位はケヤキ。寿命はそれぞれ数百年、70年、150年と言われています。それがなぜ?

倒れる街路樹は中が空洞で十分に部位分野養分を吸い上げられず根も張ることができない等成長を阻害しているためらしいです。これはアスファルトやコンクリートで回りを覆う環境が原因です。そしてもう一つの原因は「ベッコウダケ」というキノコの菌が歩行者や自転車等によって傷つけられた気に付着し繁殖するからなのだそうです。キノコにやられるとスポンジみたいになり、どんどん木の寿命は落ちていくそうです。

10万本以上の街路樹を管理する名古屋市は一本一本調査を行って「街路樹再生指針」を打ち出しました。高度成長期に植えられた木の多くを伐採し、代わりに、ハナミズキなど、コンパクトな木に植え替えることにしましたのです。アオギリなど成長の早い木は、毎年剪定が必要で、1本あたり年間およそ2万円の維持費がかかります。
一方、ハナミズキの植え替えは、1本およそ20万円ですが、成長が遅いため、10年程は剪定する必要が無く、長期的にはコストが抑えられると市はみています。

このような取り組みは全国の自治体でも必要なことです。ちなみに、横浜市では2014年度から4年間に渡り、市内約2万8000本の街路樹を樹木医が点検するプロジェクトを始めました。2013年には市内で35件あった倒木件数は2015年には8件に減少している」と点検、伐採の効果が出ているようです。

台風シーズンはもうすぐ終わりを迎えますが、豪雨や強風に耐える街路樹は見た目は頑丈そうでも中は空洞というものもあります。木の根元にベッコウタケが寄生していたら要注意です。気を付けて通りましょう。