Pasotomo Magazine 
第364号(2017年2月1日号)

 News

格安スマホを家族4人で利用すると10年で車が買える

ここに来てスマートフォンの普及率は目覚ましいものがありますが、格安スマホに家族4人が切り替えると10年で車が1台買えてしまうという記事です。

それは大手携帯会社とのスマホ契約を格安スマホ(格安SIMを含む)の事業者に換えるだけでその効果が得られるという日経マネーの記事です。大手の場合月々一人7~8千円していた通信料金が格安スマホなら2~3千円で済んでしまいます。

もちろんいいことずくめではありませんが、ご自分の利用目的などに照らし合わせ検討してもいいかもしれません。例えば、長電話好きのヘビー電話ユーザーなら大手のカケホーダイを一方電話はほとんど架けない、メールのやり取りが主な方などは格安事業者を選べばいいと思います。

分からないことがあったらショップにすぐ聞きに行く方は大手、ご自分でサポートセンターに問い合わせのできる方は格安事業者がいいと思います。
詳しくは、次のサイトで。






災害対策に役立つポータブルラジオ


みなさんのお宅にも1台はあるかと思いますが、ポータブルラジオが緊急時にはとても重宝するようです。「スマホでもラジをは聴けるよ」「ワンセグだって見ることが出来る」「LINEの無料通話もできる」など利点満載のスマホは必携品ですが、充電できなければ宝の持ち腐れです。

一方ポータブルラジでは「通話はできませんが、ラジをも聴けるしワンセグでテレビも見られるよ」という製品もあります。何よりいいのは乾電池で動くことです。非常持ち出し品の中にこのラジオと予備の乾電池を入れておけば情報集めに大助かりです。ポータブルラジオの存在を今一度見直すべきですね。






スマホで撮った写真でお小遣い稼ぎ、日本の風景は海外から需要増

世界各国のあらゆる報道写真を保有し、そして配信しているフォトエージェンシーの「ゲッティイメージズ」には「イエス・キリスト」の写真はないか?とオファーが入るほどないものはないとされています。写真や動画は、ニュース番組やクイズ番組、動物番組などさまざまなテレビ番組の中でも使われています。

ゲッティイメージズでは姉妹サイト「iStock」(アイストック)を開設。ここではプロ・アマ問わず、既定の審査に通過すれば誰でも写真を売ることができます。1200円で写真が売れると一枚につき180円が手元に入るそうです。東京五輪に向けて世界中のメディアが日本を紹介しようと面白そうな写真を探しています。

今がチャンスです。スマホやパソコンに撮りためた写真はありませんか?。






野生のアザラシ、足の臭いに悶絶

この動画には説明はいりません。こんなことがあるんですね。







 Topics

Windows Liveメールのサポートが終了しました、さてどうする(1)


Windows10にバージョンアップし、標準のメールが「メール」になりました。それによりWindows Liveメールは1月10日をもちサポートが終了しました。
今号ではWindows LiveメールのOffice Outlookへの移行方法を説明します。最初に申し上げておきますが、Windows Liveメール同士のデータ移行ならいいのですが、Office Outlookへの移行作業は少し大変です。



Gメールをメインで使っている方なら移行作業の必要はありません。Windowsがバージョンアップしても移行が伴わないというのもGメールの利点です。どちらをメインにするかは自由ですが、WebメールであるGメールの方がGoogleのサービスとも連携するのでこの際Gメールをメインにしてもいいかもしれませんね。


Windows Liveメールは「Windows Essentials 2012」という無料ダウンロードできるMicrosoftの統合ソフトの中の一つです。このWindows Essentials 2012自体のダウンロードが終わり、サポートも終了するのでWindows Liveメールもサポート対象外となるのです。

Windows Essentials 2012とWindows10搭載のアプリを比較してみると次の通りです。

Windows Essentials 2012   Windows10 (結果) 
・Windows Liveメール(メーラー)   ・Windows メール(メーラー) (別物) 
・Windows Live Messenger(メッセンジャーソフト)   ・Skype(メッセンジャーソフト) (別物) 
・Windows フォトギャラリー(画像編集ソフト)   ・フォト(画像編集ソフト) (別物) 
・Windows ムービーメーカー(動画編集ソフト)   ・無くなった
 
・Windows Live Writer(ブログ作成ソフト)   ・無くなった  
・Microsoft OneDrive(クラウドストレージ)   ・Microsoft OneDrive(クラウドストレージ) (強化) 


上記のようにWindows Essentials 2012はWindows7に最適化されていたアプリです。Windows10に代わった今、Windows10用のアプリと入れ替わったものと無くなったものがあります。


この変貌ぶりからお分かりのように、SkypeとOneDriveはそのまま使えますが、
ムービーメーカーは無くなりました。ただし、今までのものを使い続けることはできます。Windows Liveメールも同様です。注意しなければならないのは、サポート対象外なのでウイルスには無防備です。自分はよくても他の人にウイルスを拡散してしまうことにもなりかねません。

サポートの終了したものは使い続けないことが肝心です。そこで、今回は一番身近に使っていたWindows LiveメールをOfficeに付属しているOffice Outlookに切り替える方法を途中まで解説します。

Gメールをメインに使う場合のアドレス帳の移行等については、次の機会にお伝えしたいと思います。

Windows Liveメールから移行するデータは「送受信メールデータ」と「アドレス帳」です。そして、メールアカウントの設定も行わなければなりません。

アドレス帳のエクスポートとインポート
1.Windows Liveメールのアドレス帳のエクスポート
(アドレス帳をCSV形式で保存しておけば、Office OutlookもGメールにもアドレス帳を移行することができます)
①Windows Liveメールを起動し、左下の「アドレス帳」を選択します。 
 


②「ホーム」タブの「エクスポート」をクリックし、「カンマ区切り(.CSV)」を選択します。 
 


③「CSVのエクスポート」が表示されるので任意のファイル名を付け「参照」をクリックします。ここでは「アドレス帳」とつけています。 
 


④保存先を選択します。ここでは「デスクトップ」にしています。ファイル形式がCSV形式になっているのが分かります。
 

⑤保存先の確認を行い、「次へ」をクリックします。
 

⑥「名」と「姓」のチェックを入れ「完了」ボタンをクリックしてください。 
 

⑦アドレス帳のエクスポートが進行しています。件数により時間は違います。 
 

⑧デスクトップに「アドレス帳.CSV」ファイルのアイコンが出来ました。
これでアドレス帳のデータファイルが保存できました。
次はこのCSVファイルをOffice Outlookにインポートします。
 

次回は「Windows Liveメールのサポートが終了しました、さてどうする(2)」でこの続きを説明して行きたいと思います。






 生徒さんの作品ご紹介コーナー

2017年表紙と1月のベストカレンダーが決定しました! 
昨年末に心を込めて完成させた2017年カレンダーの月別ベストを決めるコンテストが始まりました。
表紙は日付スペースがある月次カレンダーと違い、表現するスペースが大きいのが特徴です。

それだけに表現力の競い合いといった様相を呈します。それに比べ月次カレンダーは日付の見や
すさと月ごとの特徴を織り込まなければなりません。

それぞれの作品が次回作の参考となる要素を持っています。これから繰り広げられる各月の競演
が楽しみですね。

さて今回の結果は、「表紙部門」では野村喜代子氏が受賞しました。おめでとうございます。
そして僅差で松田訓子氏、中野きよこ氏、宮本光子氏、木山秀雄氏が受賞を逃しました。

「1月部門」では本田章子氏が初のBestに選ばれました。僅差で松田訓子氏、鈴木淑子氏が受賞
を逃してしまいました。2017年は始まったばかりです。これからのコンテストが気になります。


 ――表紙部門ベスト ――



野村喜代子氏




―― 1月部門ベスト ――
 


本田章子氏








 編集後記

1月(如月)もあっという間に過ぎ去り、睦月になりました。睦月とは「親族一同集って宴をする『睦び月(むつびつき)』」という説が一般的だそうです。如月は、寒さで着物を更に重ねて着ることから、「着更着(きさらぎ)」とする説が有力です。

重ね着をしなければならない如月の22日と29日に日吉では大きなイベントがありました。22日は中央通りのフリーマーケット「楽市」、29日は日吉マジックの第16回発表会でした。どちらも天候に恵まれ、特に29日は重ね着がいらないほどのイベント日和でした。

両方のイベントを通して思うことは、「日吉の住人のもとに集いあつまる=つながり」が強く感じられたことです。地元に密着したイベントは多くの人の力が寄り集まってこそ成し遂げられるものです。日吉マジックの打ち上げに参加させていただきそのことをより実感することが出来ました。
よそに住んでいても日吉に集まることの「安堵感」は日吉に集まる人たちと顔を合わせたときに得られるんだな~とつくづく思いました。