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郵便番号について考えてみました
1998年(平成10年)2月2日に7ケタの新郵便番号がスタートして20年。68年に導入された3ケタの郵便番号から数えると郵便番号制度は今年で50年を迎えることになりました。 これを契機に郵便番号のことを調べてみました。日本郵便株式会社は郵便番号の目的を次のように記しています。
郵便番号制の目的
郵便番号の導入は郵便物処理の機械化の範囲を拡大し、人力に依存する割合の極めて高い郵便事業の効率化を推進することによって、将来にわたってなるべく安い料金で良質な郵便サービスを安定的に御利用いただくことを目的とします。
郵便事業は、人力依存度が高い労働集約的事業 (経費全体に占める人件費的経費の割合は約8割) 中長期的には、若年層の減少による労働力確保へ対応
↓ 【平成10年2月新郵便番号制の導入】
↓ 郵便物処理の機械化の一層の拡大
↓ できるだけ安い料金で安定した郵便サービスを提供。 |
郵便番号の仕組み |
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旧郵便番号が3けたの場合、原則として町域数に応じて4けた目および5けた目に「00」、「08」、「09」、「80」~「84」、「88」および「89」を用いて大ブロックに分け、さらに、大ブロック内を6けた目で小ブロックに分けて設定しています。
旧郵便番号が5けたの場合、6けた目で小ブロックに分けて設定しています。
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港北区で日吉近辺の郵便番号を見ると 大倉山 222-0037 大曾根 222-0003 大曾根台 222-0004 以降カ行、サ行の新横浜まで
222-00〇〇です。
新吉田町から223-00〇〇となり高田東まで223-00〇〇、樽町は222-00〇〇
綱島上町から223-00〇〇になり綱島東までと文字で示しても分かり辛いので、白地図の町名を塗りつぶしてみました。 |
港北区町名別郵便番号分布図 |
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これで頭の中で漠然と考えていた郵便番号「222-00〇〇」と「223-00〇〇」の分布がはっきりしました。 この白地図ではまだ太尾町のままですが大倉山1~6丁目と読み替えてください。 |
郵便番号とバーコード |
7ケタの郵便番号は行政区と町域で成り立っていますが、住所はマンション名や団地名・部屋番号等で成り立っています。
投函された郵便物を引き受ける郵便局は、区分機で郵便番号と宛名をを読み取り、住所全体を表すバーコードを透明なインクで郵便物に印字します。以後の処理はすべてバーコードを読み取りながら進めます。
例えば、「横浜市港北区日吉本町1-5-39丸京ビル203」という教室の住所は、「223-0062
1-5-39-203」をバーコード化して配達処理をお粉します。
配達側の郵便局は、バーコードを読み取り、郵便物を配達順に機械が並べます。なお、バーコードがまだ印字されていない郵便物は、配達側の郵便局でバーコードを印字します。
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住所の記載省略 |
7けたの郵便番号を正確に記載した場合には、住所の市区町村名(行政区名)までの記載を省略することができます。
(例)「横浜市港北区日吉本町1-5-39丸京ビル203」の場合
「223-0062 日吉本町1-5-39-203」でもいいことになっています。
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この他にも「なるほどそうだったのか!」と納得する内容が詰まっている日本郵便のサイトを是非ご覧ください。
郵便番号・バーコードマニュアル |
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