地球温暖化が進む中で50年に一度、100年に一度の「いまだかつて経験したことのない激しい雨が降っています。」という放送を頻繁に聞くようになりました。そこまでいかなくても雨の降り方が尋常ではありません。激しさはまるで熱帯のスコールのようです。そして短時間で止んでしまう雨も増えました。
短時間の雨はどこか身を隠す場所があればやり過ごせばいいのですが、周りに店もないような場合は困ってしまいます。全身ずぶぬれだけは勘弁してほしいですね。
私は普段「NHKニュース防災」のマップを見て雨雲の接近と進路をチェックします。「教室を出るなら今がいい」とか「途中で遭遇するから通過後に出よう」などの判断ができます。でもつい最近すごいアプリが出ました。「3D雨雲ウォッチ」です。
何処がすごいのか開発者の説明によると
①「無料、しかも世界最先端」
②「雨雲やゲリラ豪雨を3D表現し、リアルな危機感」
③「世界初のゲリラ豪雨10分前予測」
④「ゲリラ豪雨の前触れをすぐに通知」
世界最先端の「フェーズドアレイ気象レーダ」を活用することで、以前は5分以上かかっていた「ゲリラ豪雨をもたらす雨雲」の観測が30秒というスピードでできるようになりました。これは日本で初めての事例になります。ゲリラ豪雨だけではなく、台風がもたらす大雨の観測もでき、今後の防災や減災にも役立つ技術です。(原文より)
いかがですか、すごい技術ですね。私はスマホにこのアプリを入れたその日にゲリラ豪雨に遭遇しました。それも家までの帰路あと2キロほどのところからです。月がきれいだなと思いながら運転しているとポツポツと降り出した雨がザーザーと滝のような降りになり、到着してもしばらく車から出られませんでした。
その時の実際の雨の様子と「3D雨雲ウォッチ」の画面ショットをご覧ください。