今回の特定給付金支給を機にマイナンバーカードが手元にあったほうがいいのではないかと思い始めました。
特定給付金のオンライン申請が５月に始まるとすぐ、マイナンバーカードのパスワードを忘れた住民が再設定のため、市区町村の窓口に殺到しているというニュースが流れました。それを見てオンライン申請にはマイナンバーカードが必要なんだなあ、と軽く考えていました。
またこのようなニュースも流れました。「受け入れ側の自治体がオンラインだとかえって時間がかかるので、なるべく郵送で」とのお願いを出す始末。
国はコロナ禍での各種給付金申請は密を避けるためにもオンライン化でとのシナリオを作るものの各自治体はすぐには対応できないのが実情です。

今回私がそれを身をもって体験したのが県や市に対する申請書の数々。県はオンライン申請なのに様式には押印欄が存在。それも押印後の書類をPDF化したものはダメ、あくまでも決められたワードの様式に入力したものを添付しないとエラーになりるのです。
デジタルのワードにどうやって押印するの？どう考えても無理なので押印無しで提出しました。その後指摘の訂正個所はFAXで再提出。押印については指摘はありませんでした。再提出について問い合わせしたらはオンラインでも可でした。でも担当サイドからは手元に届くのでFAXでとの要請。
市は市で手書きの申請書を書留郵便出ないと受け付けてくれません。訂正箇所も手書きで書留郵便での再提出。
いくら国がITの旗振りをしても急に変えられないのが行政。でもマインナンバーカードだけは作っておこうと思います。すでに手元には個人番号が記載された紙の「マインナンバー通知カード」が存在するわけだし、これが電子認証機能が付いた「マインナンバーカード」に切り替わるだけだし、いろいろな申請や提出書類にこの個人番号を記入しなければならないのであれば正式なマイナンバーカードを持っているのはいいことだと思うに至りました。

むすび