「あなたが知っていること」つまり「知識」を使って認証する方法を「知識認証」と呼びます。その代表格がパスワードです。
「一般的に 合言葉 ( あいことば ) を指すが、特にコンピュータ関連で使用する場合は、特定の機能・権限を使用する際に認証を行うために入力する文字列(文字・数字・記号等の組合せ)を指す。」とWikipediaに掲載されています。
ではパスワードではなく代わりに入力するPIN(PINコード)とは何でしょう。PCにサインインする時に4ケタ(4~8ケタ)の数字を入力するのでおなじみですね。つまり数字だけで組まれた暗証番号のことです。キャッシュカードやクレジットカードといったICカードにも使われてますね。
それでは両者の違いは何でしょう。結論から言うとパスワードはネットワークに流れるものでPINはPCやスマホ等入力した端末内で照合するものです。
みなさんのPCを例にとるとサインイン時に入力するパスワードはネットワークを通じサーバーに届きサーバー側に保存されているパスワードと照合します。つまりどのPCからでもIDとパスワードさえあればサインインできます。その変わりパスワードは漏洩する恐れがあります。
自分のPCにサインインするときにPINコードを利用している場合はそのマシンのみに有効なため漏洩することはほとんどありません。
より詳しく知りたい方は続きから。