Googleの重要なポリシーの変更でフォトの無制限バックアップが無くなる

Googleが11月11日に発表した「Googleアカウントで使えるクラウドストレージに
関する変更」によると、Googleフォト、Gmail、Googleドライブをしばらく使っていない
ユーザーと、ストレージの容量制限を超えるユーザーが影響を受けることになります。
それは2021年6月1日にその変更が有効になります。
変更点のポイントは、
①Googleフォトにバックアップされている高品質コンテンツの画像は容量としてカウントする
②Googleドキュメント、スプレッドシート等のファイルも要領としてカウントするされる。
③Googleドライブ、Gmail、Googleフォトをそれぞれ2年以上使わないと、各サービスの
データが削除される。(例えばフォトだけ2年以上使っていなければ、フォトのコンテンツ
だけが削除され、ドライブとGmailは影響を受けない)
④保存容量を超えた場合の制限が厳しくなる

現在Googleアカウントは15GBの容量が無料で使えるようになっていますが、
2021年6月1日以降は無制限であったフォトのバックアップ容量が無くなると同時に
制限も厳しくなるととと、一定期間使っていない場合のデータ削除等大きな改革が実施されます。
ユーザー本人だけでなく、コンテンツを共有している他のユーザーも対象(画像の共有等)
となったファイルの編集やコピーができなくなる。

【対策】
①使用量を上限以下に減らす
現在保存容量を超過していても、6月1日までに無駄なファイルを削除して制限内に収めれば
削除対象にはならない。現在Googleから、ユーザーがストレージをどのくらい使えるかを見積
もるためのツールが提供されている。

②有料プランの「Google One」にアップグレードして容量を増やす。
保存容量100GB上限で月250円、200GB上限で月380GB、2TB上限で月1,300円までの
3プランから選べます。

【おすすめ】
対策①の方法で15GBの無料プランを守るべきです。そのためには、現在の自分のGoogle
アカウントの使用容量の内容を調べ整理・削除を行うことです。

【整理の手順】
まず、Gメールを表示し最下部までスクロールしてください。
そこにGoogleアカウントの使用容量が表示されています。

私の場合は60%使用しているのが分かります。


Googleフォトの整理を行っただけで37%が使用中となりました。


今まで一切削除してこなかったGメールの整理を行えばこの半分くらいに減らせるはずです。
どのように整理していったかを第2弾の報告として次回メルマガに掲載する予定です。
生徒の皆様は授業の中でその作業を行っていただく予定です。