LINEは17日、「無料通信アプリ「LINE」が、中国にある関連会社にシステム開発を委託するなどし、中国人技術者らが日本のサーバーにある利用者の個人情報にアクセスできる状態にしていたことがわかった。LINEはプライバシーポリシーでそうした状況を十分説明しておらず、対応に不備があったと判断。政府の個人情報保護委員会に報告する一方、近く調査のための第三者委員会を立ち上げ、運用の見直しに着手する。」(朝日新聞デジタルより)
武田総務大臣は19日午前記者団に対し「ユーザーが安心してサービスを利用できる環境を確保する観点から適正な事業運営が必要だ。関係省庁と連携し、事実関係を把握して適切な措置を講じていきたいと述べました。
また、武田大臣は総務省が現在、LINEを通じて提供している意見募集や問い合わせの対応などの行政サービスの運用を停止する考えを示しました。さらに、保育所の入所申請や粗大ゴミの収集の受け付けなど行政サービスにLINEを活用しているすべての自治体に対し、3月26日までにLINEの利用状況を報告するよう依頼したことを明らかにしました。」(NHKニュースWEB)
Letter Sealingは端末-サーバ間での暗号化に加えて、トークの内容をLINEサーバではなく、各ユーザーの端末で暗号化して安全を確保する仕組みです。
このシステムがオンになっている状態でLINEを使いましょう。なお、このLetter Sealingは初期状態でオンになっています。オフでは危険なので一度確認することをお勧めします。(LINEの「ホーム」→「設定」(歯車のボタン)→「プライバシー管理」→「Letter Sealing」→「☑」)
私たちユーザーがどのように対処すべきかの判断はしばらく様子見ということになりますね。今回の問題の流れが時系列で解説されています。